使うほどに手になじむ、
革柄という選択
2020年、neprosは発売25周年を迎えます。
「より強い・より使いよい・より美しい」をコンセプトに1995年の発売以来、ひたすら理想の工具を追い求め開発・製造を続けてきました。
そして発売から四半世紀という節目に、レザーグリップを採用した
ラジオペンチ、ニッパ、ワイドニッパの3モデルを限定発売します。
※ラジオペンチ、ニッパ、ワイドニッパは生産終了品です。
KYOTO TOOL CO., LTD.
2020年、neprosは発売25周年を迎えます。
「より強い・より使いよい・より美しい」をコンセプトに1995年の発売以来、ひたすら理想の工具を追い求め開発・製造を続けてきました。
そして発売から四半世紀という節目に、レザーグリップを採用した
ラジオペンチ、ニッパ、ワイドニッパの3モデルを限定発売します。
※ラジオペンチ、ニッパ、ワイドニッパは生産終了品です。
支点根元には配線皮剥ぎ等に使用できるくわえ部を設ける。切断能力は硬線φ1.2、軟線φ2.0。
nepros発売25周年記念モデル
幅57×長さ165×厚さ20mm
重量:158g
標準小売価格 11,200円
大きく、最適な硬さの支点ピンを採用することで、繰り返し使用してもガタの出にくい耐久設計。
切断能力は硬線φ1.8、軟線φ2.3。
nepros発売25周年記念モデル
幅56×長さ161×厚さ20mm
重量:204g
標準小売価格 12,500円
刃部にはビニール被覆電線の皮剥ぎ用穴を、支点根元には配線皮剥ぎ等に使用できるくわえ部を設ける。 切断能力は硬線φ1.8、軟線φ2.3。
nepros発売25周年記念モデル
幅57×長さ151×厚さ20mm
重量:193g
標準小売価格 11,500円
赤と黒のコントラストが鮮烈な印象を与える革柄ラジオペンチ、ニッパ、ワイドニッパの3モデル。これら3モデルから思い起こすのが、4年前に発売されたネプロス発売20周年記念モデル9.5sq.革柄ラチェットハンドル「Type RS」だ。
登場と同時に、そのスポーティな印象から大きな反響を呼んだモデルで、事実、今回の製品もそこからインスピレーションを得ている。ただ、細部は大きく異なる。ラチェットハンドルとプライヤ類という形状、使い方、握り方、力の入り方等が違う製品なのだから、それは当たり前といえよう。
採用した革は、革巻きステアリングでも使用されるものと同等の牛革で、高い耐久性・機能性を誇る。表面にはディンプル加工を施し、手にしっくりなじみ、力を加えた時にはさらに手に吸い付くような感覚が得られる。
赤い縫い糸、その縫い方(千鳥縫い)も革巻きステアリングと同等で、視覚的なアクセントにもなっている。ラチェットハンドルよりグリップに大きな力がかかることを想定し、「TypeRS」より縫い糸を太くした。機能性、デザイン性両面を突き詰めた結果がそのスタイリングに現れている。
仕上げの美しさという点では、グリップ根元部に注目してもらいたい。今回の革柄は通常モデルのソフトグリップの上に革を巻き付け、グリップエンド部から根元付近まで縫製していくのだが、最後は革を曲げ込んで接着する。その接着がしやすいよう、曲げ込む箇所の革を事前に薄く加工してあるのだ。「革を漉く」と呼ばれるこの作業は、厚すぎても薄すぎてもいけない、職人の絶妙な技術が求められる。
デザイン上大きなアクセントとなっているのがこの千鳥縫いされた赤のステッチ部。スポーティさがいっそう際だつ。
美しい仕上がりを見せる根元部。接着面が小さく、革への事前加工と曲げこんで接着する際の高い技術が必要とされる。
そのスポーティな佇まい、細部の仕上げなど所有欲をくすぐる革柄3モデルだが、その真価を発揮するのは使用した時であることは言うまでもない。使い込むほどに革に艶が出て、糸目の最初はゴツゴツした部分も徐々に馴染んできて味が出る。そんな革製品ならではの感覚は、使わないと知ることはできない。
「限定モデルだからと構えず、ぜひ普段使いをしてほしい。どんどん手になじむ感覚をぜひ味わってほしい」開発者の思いだ。
1995年、世界一のハンドツールを目指し誕生したのがneprosです。
そのコンセプトは「より強い・より使いよい・より美しい」。
素材、設計、製造技術、工作精度、生産設備のすべてを見直し、工具にとっての理想を追求し生み出しました。
理想の追求に終わりはありません。誕生から25年目を迎えるneprosはこれからも時代をリードし、進化を続けます。