トルクレンチとは「今行っている作業を、どれくらいの力で締付けているか」を測定する工具で、精密機器です。
すでに締め付けられているボルト・ナットが、どれくらいの力で締め付けられているかを確認する工具ではありません。
締め付け力の単位はN・m(ニュートンメートル)で表します。
ひえぇぇ精密機器なんて僕には扱えないよぉぉ
大丈夫!
トルクレンチ初心者のK2でも使いこなせるようにレッスンしていくね!
トルクレンチには「直読式」と「シグナル式」の二種類があります。
直読み式は、数値を読み取る位置や角度によって狂いが生じるという問題点がありました。
またシグナル式も、設定トルク値を「超えた」瞬時に力を緩めなければオーバートルクになってしまい、作業者によって締め付けトルクに差異が生じるという問題点がありました。
そこで直読み式とシグナル式の良い点を組み合わせて、音や光でお知らせするデジタルトルクレンチが誕生しました。
直接目盛の数値を読み取りながら作業する
数値を読み取る位置や角度によって狂いが生じてしまう
設定トルク値を超えると音や振動などでお知らせする
作業者によって締め付けトルクに差異が生じてしまう
トルクレンチ初心者のK2にオススメの製品は、この2つ!
どちらを選んだらいいのかな……
では、それぞれの特長を解説していくね。
お手持ちの工具に装着するだけで、デジタルトルクレンチに早変わり。
長いハンドルでも、フレックス(首振り)タイプのハンドルでも、お気に入りのソケットレンチは何でも使用可能です。
※「ピーッ」と警告音がなったときは、設定トルク値以上で締め付けています。一度ボルトやナットを緩めて、再度締付けを行います。
音と光でトルク値をお知らせするデジタルトルクレンチ。
工具本体に画面が付いているので、対象物とトルク値を同時に見ながら作業ができます。 ただし、柄の交換はできないので、場所によって使い分ける必要があります。
デジラチェには2種類のモードがあります。
「計測モード」は、目標トルクを設定せず、締め付け状態を確認しながら作業ができます。
「プレセットモード」はあらかじめ目標トルクを設定し作業することができます。
デジタルトルクレンチは、
締め付けたトルクが目で見えるので初心者でも安心です。
とっても簡単でぼくにも使えちゃったよ!
トルクレンチには機能や特徴の異なる様々なタイプがあります。
使用目的や作業内容により、最適なトルクレンチのタイプを選びましょう。