切断する際に、ねじったり左右にこじると刃がかける恐れがあります。
切断するときは無理にねじったりしないでね!
うん!切断片にも気をつけるよ!
刃の先端と根本で刃の角度を変えることで、軟らかい線(銅線や導線などの細い線材)と硬線(針金などの硬い線材)の両方を一本で作業できるのが特長。
また皮ムキ用の穴もあり、導線の絶縁被膜を
むくことができます。
▶ニッパ(PN1シリーズ)
ニッパは切断するものに合わせて選ぶことが大切ですが、具体的に何が違うかというと「刃の形状」と「切断能力」です。
もちろん、ニッパによってそれぞれ特長がありますが、大きくわけるとこの2つです。
「両刃」と「片刃」に分けられます。
片刃は切断面の片方が平らになります。また、一般的には「片刃」より「両刃」のほうが切断能力が高いです。
同じ両刃でも、刃の角度が異なると切断能力は変わります。刃の厚みがあるものは硬いものの切断に適していると覚えると便利です。
ニッパによって、切断できるものの太さ(最大径)が異なります。
切断するもの(材質)に適した切断能力があるかも大切なポイントです。
工具が持つ切断能力以上のものに誤って使ってしまうと、カットできないだけでなく、刃先の破損に繋がりますし、破損した破片でケガをする恐れがあります。
切断できるものの太さ(最大径)について、KTC製品のパッケージにはこのように記載されています。