ボルトやナットを締める工具は、これまでたくさん紹介してきました。
はじめに正しい使い方の大事なポイントを解説していきます!
ボルト・ナットを早く回せるT形レンチの使い方を学んで、より効率良く作業出来るようにしていきましょう♪
はじめにT形レンチとボルト・ナットのサイズが合っていることを確認しましょう。サイズが合っていないと、めがねレンチとボルト・ナットの間がぐらついてしまいますので、サイズの合ったものを選びましょう。
サイズを合わせたら、ボルト・ナットをねじ穴に入れ、手で軽く締めます。(3~4山くらい入れると良いでしょう。)このあとの使い方は、動画をみてみましょう!
片方の手で鉛筆をもつように軽く軸を支え、もう片方の手でハンドルを回転させます。最後に両手でしっかりと締め込むことを忘れないようにしましょう。
T形レンチを回す際に、まっすぐに支えることができていません。
最後も片手で締めていて、軸も傾いているので、これではボルト・ナットをしっかりと締めることが出来ません。
軸を支えるほうの手は軸がぶれないように支えつつ、握り込みすぎないように「添えるだけ」にしておくことがポイントです。
工具の基礎知識では、KTCの製品名で工具を紹介していますが、工具の呼び方はメーカーや業界、人によって様々です。
今回は、3種類の工具のよく使われる通称・略称を紹介します♪
T形レンチにはいろいろなバリエーションがあります。目的によって使い分けましょう。
障害物があって、レンチがまっすぐボルト・ナットにはまらないときや、ハンドルが回せないとき、斜めの角度からでも作業できるフレックスタイプが便利!
特にT形レンチのハンドルを回すには、めがねレンチやスパナより大きなスペースが必要で、使えない場所も多いため、フレックスタイプがおすすめですよ♪