『長辺と短辺の使い分け』『斜めからでも締められる』
まずはじめに正しい使い方の大事なポイントを解説していきます!
長辺と短辺の使い分け、知っていますか?
はじめに六角棒レンチとねじのサイズが合っていることを確認しましょう。サイズが合っていないと、六角棒レンチとねじの間がぐらついてしまいますので、サイズの合ったものを選びましょう。
サイズを合わせたら、長い方の先端をねじに差し込み、回しましょう。その時、軸がぶれないように片手を添えることが大切です。
最後に短い方の先端に差し替え、しっかりと締め込むことを忘れないようにしましょう。
締まっているねじを緩める時は、はじめに短い方の先端を差し込み、ねじを緩め、軽く回るようになったら長い方に差し替えて早回しします。
片手で使用すると、六角棒レンチの軸がぶれてねじをしっかりと締めることができません。また、最後に短い方の先端に差し替えずに締めると、十分に締めることができないので注意しましょう。
正しい使い方では、片手を添えていたので軸がぶれずに締めれていましたよね♪
最後は短い方に差し替えて締めていたのでしっかりボルトが締まったのも分かったかな?
ねじに合った六角棒レンチを選ぶためには、次の2点を確認しましょう。
1.六角穴付きボルトのサイズ
2.六角棒レンチの先端(二面幅)のサイズ
六角穴付ボルトのサイズが分からないときは、大きめの六角棒レンチから順にあてがっていきましょう。
代表的なものはL形ハンドルタイプというものです。
その他にもソケットタイプ、T形ハンドルタイプ、ドライバタイプ、折りたたみタイプなど、色々な種類があります。
長辺の先端がボールポイント形状になっており、斜めからねじを回せるため、使い勝手に優れています。
▶ハイグレードボールポイントL形ロング六角棒レンチ(HLD250シリーズ)
六角棒レンチの先端の形は2種類あります。
1つ目は標準の六角形状で、2つ目はボルトに斜めからアクセスすることができるボールポイント形状です。入り組んだ場所にあるねじにはボールポイントが便利ですよ♪
ただし、強い力はかけられないので、締め付け時の最後や緩め時の最初は、必ず標準形式の先端を使用してください。
ラチェットハンドルとヘキサゴンビットソケットを組み合われば六角棒レンチとし使用できます。
▶9.5sq.ラチェットハンドル(BR3E)
▶ソケット:9.5sq.ヘキサゴンビットソケット(BT3シリーズ)