LESSON4 めがねレンチ類

ケイティ

めがねレンチって何?』『めがねレンチの正しい使い方って?

そんなギモン、お悩みをケイティが一気に解決しちゃいます!

そもそも、めがねレンチって何?

めがねレンチは、ボルト・ナットを締め付けたり、緩めたりする工具のひとつです。その形が眼鏡に似ていることが名前の由来です。

このねじを回します。
めがねレンチの使い方 めがねレンチの選び方 バリエーションとラインナップ

めがねレンチの使い方

ケイティ

まずはじめに正しい使い方の大事なポイントを解説していきます!

めがねレンチの正しい使い方を知れば、作業の効率アップにもつながりますよ。

正しい使い方

はじめにめがねレンチとボルト・ナットのサイズが合っていることを確認しましょう。サイズが合っていないと、めがねレンチとボルト・ナットの間がぐらついてしまいますので、サイズの合ったものを選びましょう。

サイズを合わせたら、手でボルト・ナットを締めていき、ボルト・ナットが固定できるまで締めてください。次に固定したボルト・ナットにめがねレンチをはめ込み、回しましょう。その時、ボルト・ナットのかかりが浅くならないよう片手をめがねレンチの先端に添え、奥までしっかりはめ込むことが大切です。

最後にしっかりと締め込むことを忘れないようにしましょう。

間違った使い方

サイズが合っていなかったり、片手で使用すると、めがねレンチとボルト・ナットのかかりが浅くなり、しっかりと締めることができなかったり、ボルト・ナットを痛めてしまうことがあるので注意しましょう。

【めがねレンチ類】

  • ボルト・ナットのサイズに合ったものを選び、ボルト・ナットの上側からはめ込んで回します。
  • めがねレンチはボルト・ナットのサイズに合ったものを選び、しっかり奥まで差し込んでお使い下さい。
  • めがねレンチのサイズが大き過ぎてギャップがあると、ボルト・ナットの六角部がつぶれ、滑ったり外れやすく危険です。
  • ハンマー等でたたいて衝撃を加えないで下さい。
  • パイプ等を継ぎ足して使用しないで下さい。
  • ハンマー代わりには使用しないで下さい。
間違った使い方 注意点

「間違った使い方」の動画では、めがねレンチがななめにかかっていて、隙間ができてたよね?あれではめがねレンチが滑って外れたり、ボルト・ナットを痛めてしまうことがあるよ!

ケイティ
工具の豆知識

めがねレンチとスパナの違い

スパナがボルト・ナットを2点でとらえるのに対して、めがねレンチは6点でとらえるのが特長。

そのため、スパナよりしっかり締めることができます。

しかもリング状になっているため、頭部がボルト・ナットから外れにくく、均等に荷重をかけることができ、安定した作業が可能なのでおすすめですよ♪

めがねレンチとスパナの違い

めがねレンチの選び方

ケイティ

次はめがねレンチの選び方を学んでいきましょう♪

作業環境に応じた「柄部の長さ」と「角度」のものを選びましょう。柄の長さはロングタイプが一般的ですよ!

オフセットタイプ

最も一般的なタイプ。大きなトルクもかけやすいことが特長。また、柄部がオフセットしている(曲がっている)ため、平らな場所にあるボルト・ナットに使う場合も、手の入るスペースが確保できます。くぼんだ場所にあるボルト・ナットにも使えます。

M5シリーズ
45°×6°ロングめがねレンチ

狭い場所での使い勝手をよくすると同時に、ボルト・ナットに効率よく力を与えるKTC独自の45°×6°のオフセット角(柄の曲がりの角度)を採用しためがねレンチです。
45°×6°ロングめがねレンチ(M5シリーズ )

M5Sシリーズ
45°×6°ショートめがねレンチ

ロングタイプでは入らないような狭い場所で使用します。柄が短いので大きな力はかけられませんが、小さいボルト・ナットにも使いやすいタイプです。
45°×6°ショートめがねレンチ(M5Sシリーズ )

M25シリーズ
45°めがねレンチ

古くから使われているオーソドックスな45°のオフセット角(柄の曲がりの角度)を採用しためがねレンチです。
45°ロングめがねレンチ(M25シリーズ)

工具の豆知識

用途によって、角度や長さを使い分けよう

今回ご紹介したオフセットタイプのめがねレンチは、KTCのラインナップです。メーカーによっておすすめする角度や長さはさまざま。 少し角度や長さが変わるだけで、格段に作業しやすくなることもあります。用途によって使い分けて、あなたの好みの工具を見つけてみてね!
迷ったときは、ケイティおすすめの工具をチェックしてみて♪

ストレートタイプ

オフセットタイプのめがねレンチでは入らないような狭く奥まったスペースにあるボルト・ナットにも使えます。特に大きな力で締め付ける必要がある場合は、超ロングタイプが適しています。

M150シリーズ
ストレートロングめがねレンチ

ストレートロングめがねレンチ(M150シリーズ)

M100シリーズ
ショートストレートめがねレンチ

ストレートショートめがねレンチ(M100シリーズ)

M160シリーズ
超ロングストレートめがねレンチ

超ロングストレートめがねレンチ(M160シリーズ)

工具の豆知識

柄の長さとボルト・ナットを締める力の関係 その1

工具は基本的にテコの原理を利用して、ねじを締めつけています。そのため、柄が長ければ長いほうが大きな力でねじを締めつけることができるようになります。

では、柄が長い工具だけ揃えておけばよいのでは?と思いますよね。柄が長い工具は、その分広い作業スペースが必要となり、場所によっては使えないことも。また、強い力で締め付けすぎると、ねじを痛めることにもなります。対象となるねじに適した力で締め付けることも大切なポイントです。

【強い力で締め付けられるが、広い作業スペースが必要。】【締め付ける力はロングタイプに比べると弱いが、狭い場所でも作業が可能。】【工具もファッションも適材適所♪安全な装備は、安全な整備のはじまりだね。】

めがねレンチのバリエーションとラインナップ

ケイティ

少しレベルが上がってきました。がんばりましょう♪

めがねレンチには他にもこんなバリエーションがあります。
「ラチェット」については、この後のレッスンでビシバシお伝えしちゃうよ♪

D1PSシリーズ

ブレーキパイプ用めがねレンチ

自動車のブレーキパイプのフレアナットなどに使用するめがねレンチ。「フレアナットレンチ」とも呼ばれています。頭部先端が開いているので、配管の途中にあるナットを回すことができます。
ブレーキパイプ用めがねレンチ(MZ10シリーズ)

DBRS06

ラチェットめがねレンチ(両頭首振りタイプ)

頭部にラチェット機構(一方向にしか回らない仕組み)を組み込んだめがねレンチ。レンチをボルト・ナットから外すことなく連続して回すことができます。
ラチェットめがねレンチ(両頭首振りタイプ)(MR1Aシリーズ)

SD6

板ラチェットめがねレンチ

板状の本体の両端にラチェット機構を組み込んだ口径部を備えたタイプ。大きな力をかけるには不向きですが、狭い場所の利用に便利です。
板ラチェットめがねレンチ(RMシリーズ)

初心者におすすめの
めがねレンチ

M5シリーズ

45°×6°ロングめがねレンチ

作業のしやすさを考えて設計された、KTC独自の角度がついためがねレンチ。10mm×12mmが一般的なサイズですが、対象となるボルトのサイズを十分ご確認ください。
45°×6°ロングめがねレンチ(M5シリーズ )

ケイティ
ケイティ
めがねレンチのこと、
しっかりわかったかな?
やった!もっと工具のこと学んでいこうね!
よくわかった
よくわかった