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“確実”は当たり前。“より速く”を追求 - KAWASAKI TeamGREEN
KTCチア部 2018/07/09
マシンのセットアップは事前テストから決勝直前まで続き、メカニックたちはルーティーンの作業を正確にこなす。さらにアクシデントに対応する能力も求められるのが耐久レースで、万が一の転倒時に準備しておくべき作業もシミュレート。その傍らに常にあるのがKTCの工具だ。
「スピーディに正確に作業できるかが重要なのです」
「耐久レースでは１台のマシンに４名のメカニックが携わります。その際それぞれが自分の工具を使うよりも、工具ブランドを統一し、共有したほうが効率がいい。常に同じ場所に保管されていて、必要な時には考えることなく、すぐに用意できる。〝この作業にはこの工具〟と決めておくことで、どのメカニックも即座に作業を始めることができます。
そこで誰の手にもなじみ、かつ正確に精密な作業を行えるＫＴＣの工具を選んだのです。とにかく、使い勝手がいい。例えば、オートバイの整備では早回しができるＴ形レンチを多用しますが、ネプロスのＴ形レンチは非常にバランスがいい。軸がブレないだけでなく、左右の重量バランスにもこだわって製作されています。プロとしての誇りを持って作業をしているメカニックたちは、そういう繊細なつくりにこだわります」
工具をＫＴＣに統一することで、〝こういう工具があればもっと効率が上がる、正確性が増す〟というメカニックたちの声をフィードバックしやすくなった。ＫＴＣも、その声を聞いて今後の製品づくりに役立てている。ライダーを安全かつ最大限に速く走らせることが要求される鈴鹿８耐。自分の作業が結果に影響するためメカニックたちにも強烈なプレッシャーがかかるが、勝利を目指すチームグリーンの活躍を、ＫＴＣがしっかりと支えている。
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