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【社員イチオシ工具】Vol.2 木柄ドライバ
製品特集 2013/09/17
社員がユーザー目線でお気に入りの工具を選んで熱く(!?)語るシリーズ「社員イチオシ工具」。
第2弾は、「木柄ドライバ」のご紹介です。 ドライバは、ただねじを回して締め付けたり緩めたりする単純な工具ですが、ねじを回すという行為はクルマの整備だけでなく、家庭の身近なものにも大いに役立ちます。
ご覧のとおり、このドライバにはソフトな樹脂グリップも便利なマグネットも付いていません。 シンプルなこのドライバのお薦めポイントは、木の温かみが感じられ、使うほど手にしっくりと馴染む素朴なグリップと、ねじにフィットする先端です。
わが家では、クロスの2番(No.PD-2)が、ぐらついた鍋の柄や浮いてきた引出しの取手や、緩んできたドアレールのメンテナンスに活躍し、家財を長持ちさせてくれる「日常生活の頼もしい味方」です。
狭い所にはスタッビドライバ、ねじを落下させたくない場合には先端にマグネットが付いているタイプが便利ですが、手に馴染むフィット感と永年使用している愛着から、こちらの木柄ドライバは工具箱ではなく、リビングに常設するヘビロテ工具となっています。
さて、ここでドライバの使い方とサイズ選びのコツをお知らせしますと、ドライバは「押し回し」、つまりねじを押しながら回すのが基本です。 特にプラスねじはカムアウト(プラスねじを回す際、ドライバ先端がねじの外に逃げようとする現象)が発生するため、押す力と回す力の比率を7:3程度にします。 また固く締まったねじを緩める際は、押す力を強めにします。この時、ねじる方向に力が働くとドライバの破損につながりますのでご注意くださいね。
次にねじにあったサイズのドライバを選択するコツは、最初にねじのサイズより大きめのドライバを試すことです。 ドライバのサイズが大き過ぎるとねじに入らないので、次はそのひとつ下のサイズで試し、ドライバ先端がねじにぴったりと合うことを確認してから作業をします。
ドライバのサイズがねじの番手より小さい場合は、ガタが大きくなり、ねじの溝を傷めてしまいます。
今回ご紹介した木柄ドライバシリーズは、KTCの創業時から60年間以上も皆様にご愛用頂いているロングセラー商品です。
KTCの取扱いアイテムは現在約12,000となり、次々に新しい工具を世に送り出してきたような印象がありますが、ベテランの整備士さんがおっしゃる「手に馴染んだ工具は手放せない」を形にしたようなこのドライバは、目立たずともKTCの布石を築いた重要なアイテムのひとつなのです。
▼木柄ドライバ クロス貫通タイプのWebカタログはこちら
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