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【社員イチオシ工具】Vol.1 フレックスソケットスパナ(FBS-10~19)
製品特集 2013/08/23
KTCは自動車整備用工具が得意な会社です。なので、クルマ好きの社員も多いのです。
クルマやバイク好きな社員の多くは愛車のメンテも自分でします。工具はもちろん自社製品であるKTCツール。そんな社員がユーザー目線でお気に入りの工具を選んで熱く(!?)語る新シリーズ、「社員イチオシ工具」スタートです。
第一回は「フレックスソケットスパナ」(FBS-10~19)を取り上げたいと思います。
フレックスソケットスパナは、片側がスパナ、反対側がスピンナハンドルにソケットをつけたような独特の形状をしているレンチです。コンビネーションレンチと同様、両側とも同じサイズとなっており、作業環境に応じてスパナ側とソケット側を使い分けられます。
ソケット側は首振りタイプになっているため、ハンドルを立てればドライバのように早回しができ、ハンドルを90度倒せば強い力が掛けられます。ハンドルを斜めにして干渉物を避けることもできますし、ソケット形状なのでスパナやめがねレンチではアクセスできない窪みにあるボルト・ナットにも使用できます。
さらに同サイズのスパナやコンビネーションレンチより全長が長いのも特長です。同じトルクでもハンドルが長い方が掛ける力が少なくて済むため、作業が楽なんです。
ところでレンチといえば、最近はラチェットめがねレンチ(ギアレンチと呼ばれることが多いです)が人気ですよね。
確かにラチェットのカリカリっという操作音や、ハンドルを振るアクションは工具好きにはたまらない要素です。
でも、ラチェットのハンドル操作よりフレックスソケットスパナのハンドルを立ててドライバのようにクルクル回す方が、慣れれば作業が早いんです。ハンドルを立ててクルクル早回し、最後にハンドルを折り曲げてグっと力を掛けて作業完了。このスピーディーな操作性、結構ハマりますよ。
イマイチ知名度の低いフレックスソケットスパナですが、このような独特の使い勝手を好まれる方も多く、30年以上生産され続けている息の長い商品となっています。
最後に諸注意を。名称にソケットとありますが、ソケット部の脱着はできません。あと、首振り機構は構造上衝撃やこじれに弱いため、力の掛け過ぎには注意してくださいね。
▼フレックスソケットスパナ(FBS-10~19)のWebカタログ
http://bit.ly/ktc117
▼フレックスソケットスパナセット(FBS6)のWebカタログ
http://bit.ly/ktc119
▼フレックスヘッドソケット(FBH1-8X9~17X19)のWebカタログ
片側がスパナヘッドでなく両側ソケットタイプの「フレックスヘッドソケット」という製品もあるので、こちらもご紹介しておきます。
http://bit.ly/ktc120
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