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【なるほど!工具ノート その2:ボルトを締める力について】
なるほど!工具ノート 2014/07/30
みなさん、こんにちは。新入社員の朝津かなと申します。前回の記事にコメント、激励、ご教授ありがとうございました。
このコーナーでは入社するまで工具にほとんど触れたことのなかった私が、KTCで日々勉強する中、不思議に思ったこと、「なるほど!」と思ったことを取り上げてまいります。
今日は「ボルトの締める力について」です。
みなさんは、工具を使って愛車を整備されますか?
私事ですが、初任給で中古の原付バイクを購入しました。愛読書の主人公が乗っていた車種で、中学の時から初任給が出たら買おう! とずっと決めていたのです。バイク整備歴が長いKTC社員のてほどきの下、初めて自分の工具で整備を体験いたしました。その中でも、印象的だったのがオイル交換です。「古いオイルを出して、新しいオイルをいれる」と安易に考えていたのですが……。
ドレンボルトを締める作業の時に、「ちゃんとトルクレンチで締めなあかん。」と指摘されたのです。入門編の整備と思っていたオイル交換に、専門的なトルクレンチを使うことに驚きました!
すべてのネジ・ボルトにはそれぞれ適正なトルク値が定められています(取扱説明書に記載されています)。規定トルク値を超える力で締め付けたり、弱すぎて緩かったりすると、危険が潜むことを理解しました。今回はそのなるほど!をノートにまとめました。
車やバイクって、大きくて頑丈なイメージを抱いていましたが、実は繊細なものなのですね。高額だと思ったトルクレンチですが、安全を考えると、決してそうではないと思いました。
さて、整備デビューも無事に終え、やっと乗れる!と思いきや、先輩に、「次はブレーキ交換やな!」と言われました。
まだまだ整備する場所があるみたいです……。愛車にまたがり風をきって走る日が待ち遠しいものです。
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