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【なるほど!工具ノート その24:ニッパの刃の角度の秘密】

なるほど!工具ノート 2016/11/28

元記事(2016年11月28日投稿)

みなさん、こんにちは。今回のテーマは「ニッパの刃の角度の秘密」です。

この前、ニッパの刃の付け方について勉強した時、上司からこんなことを言われました。「実は、切断能力は刃の付け方だけで決まるものではないよ。」(その経緯は前回の「ニッパの刃の秘密」を見てくださいね。)

前回、片刃と両刃で刃の付け方の違いを学びましたが、他にも秘密がありそうだと思い、再び刃の形状を観察してみることにしました。「あれ? 先端と奥で刃の角度が違う?」先端の角度は小さく、根元の角度は大きくなっていました。 実際に比較してみると、先端の小さな角度の刃は柔らかい線材を断面を美しく切断でき、根元に近い大きな角度の刃は硬い線材を安定して切断することができました。「そういえば、ハサミを使う時、厚紙など硬いものを切るときは根元部分の刃を使うよね。使い分けの方法が似ているかも。」私が比較をしていると、上司がやってきて言いました。「以前学んだ工具の強さを決める要素も大きく関係しているよ。」

なるほど! 過去に工具の強さを決める要素の一つに「体積」があることを思い出しました。刃の角度が小さいと断面を美しく切断できますが、その分体積が小さくなり強度が下がってしまうので、硬いものや厚いものを切るのは困難です。だから、より支点に近く大きな力がかかる根元の刃は、角度を大きくすることで体積を増やし、必要な強度を保っているのですね。

早速上司に報告すると、「その通り、刃の角度はとても重要だよ。作業に適切な切れ味と強度を決めるからね。1本のニッパに2種類の刃の角度があるって便利でしょ。KTCニッパの特長なんだ。一般的にニッパの刃の角度は1つだからね。」ニッパの刃の角度なんて考えたことがありませんでした。工具は奥が深くて面白いですね。 これからももっと勉強していきます!

▼ニッパ
https://ktc.jp/catalog/index-category/category-list/pn1-125__200

▼工具ノートが本になりました!
「なるほど! 工具ノート ~ねじを回す工具編~ 」
http://ktcos.jp/products/yg-109.html

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