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【KTC流バレンタインチョコレート】
KTCについて 2013/02/14
本日、2月14日はバレンタインデーですね。
今回は、バレンタインデーを記念し、生産担当役員や金型の製作・リペアに携わるセクションの協力を得て「KTCならではのワンオフチョコ」を作ってみました。
一見シンプルに見える工具ですが、その工程は意外にも複雑です。
例えばスパナが完成するまでには、材料切断、予備成形、熱間鍛造、バリ抜き、研磨……と十数工程を要します。
今回は、その工程の中の熱間鍛造という工程で実際に使われている金型を使いました。
熱間鍛造とは、鋼材を約1000度前後に熱して、巨大なエアスタンプハンマーという機械でプレスし、製品のカタチに成形する工程のことを言います。
エアスタンプハンマーには、工具の原型となる金型が必要で、上型と下型一対で成形します。
因みにKTCで良く使われている1トンのエアスタンプハンマーを打ち下した時の瞬間的な加圧力は約1000トン。さすがにこれではチョコも木っ端微塵になってしまいます。
そこで今回は、小さなプレス機を使用することにしました。
鋼材の代わりに下型にのせられたチョコ(写真左)は、プロのケーキ職人の方のアドバイスをもとに粘土状の柔らかいものを使用しました。
そうして完成したのがこのチョコ(写真右)です。
鍛造の工程では工具のカタチに成形されるだけなので、後工程にあたる部分は、パーツを付け加えたり削ったりしました。
もとになった製品は工具の定番ラチェットハンドル(BR3E)、美しい模様が特徴の薄口コンビネーションレンチ(MS3-10T)、使い勝手抜群のプライヤ(PJ-150A)です。
最近では、洋菓子屋さんの精工な工具チョコが目を楽しませてくれますが、KTCの製造工程で使われる金型で作ったチョコは世界にひとつだけです。
残念ながらこちらは、食べることはできませんが「KTCならではのワンオフチョコ」をお楽しみくださったら幸いです。
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