ソリューション情報
KTCは工具だけでなく、ソフトウェアや運用を組み合わせて
工具を使う全ての現場へソリューションをご提案します。
作業・品質管理ソリューション
トルク管理
誰もが使える「数値が見えるトルク管理」へ
より高い安全を目指し、願うKTCの想いがつまっています。
業界別ソリューション事例
モーターサイクル
事故を未然に防ぐメンテナンスとボルト締結の安全・適正化
ねじやボルトにまつわる事故要因は「締め付け過ぎ、締め付け不足、付け忘れ」です。
特に締め付け過ぎはボルトに亀裂が発生する原因となり、ボルトが破断し事故につながる場合があります。適正なトルクで締め付けることで事故は未然に防げます。
自転車
カーボンなどデリケートな素材のボルト締結の安全・適正化
カーボン素材は軽量化に貢献する一方で、衝撃に弱くデリケートで、フレーム表面の擦り傷が破断の原因になりかねない脆さを持っています。カーボン製のパーツを取り付けるときは、締め過ぎるとパーツにダメージを与える場合があります。数値を見ながら厳密なトルク管理が求められています。
電気設備(分電盤施工)
分電盤端子の締め過ぎによる「ゆるみ」が原因の火災対策
ボルトサイズに合わせて規定トルク値を呼び出すだけの使いやすさ。数値が見えるために高精度のトルク計測を実現。作業者の習熟度や作業姿勢による計測精度のバラツキも解消し、分電盤のブレーカーへの端子ボルト取り付け時に、より精度の高いトルク管理を行い出火原因を減らす。
空調・冷機設備(エアコン等)
エアコン取り付けのコストダウンを実現
ボルトサイズによって複数の単能型トルクレンチを使い分けていたためコストもかかり、作業も煩雑だったエアコン取り付け作業がデジラチェモンキタイプ1本で。異なるボルトサイズに1本で対応し、締め過ぎが防げるために配管破損や腐食割れを防止。誰が作業しても精度の高いトルク管理を実現します。
各種部品製造・検査
作業結果をパソコンへ転送、低コストで数値管理
従来のダイヤル式トルクレンチでは毎回目盛をゼロに戻す手間が発生。数値履歴を手で記入するため、読み取りミスの可能性も。メモルク導入により作業結果を自動でパソコンに転送。オートクリアモードで作業性も向上。低コストで高品質の数値管理を実現します。
誰でも使えて正確にトルク管理が出来るためには技術の後押しも欠かせません。KTCでは、パワーセンサ搭載固定グリップ(特許取得済)を開発・採用。
締め付け作業時の姿勢やグリップの持ち方などでバラツキが出る測定値を、グリップ内に搭載した複数のセンサがグリップに掛かる操作荷重を正確に感知し分析。測定値における個人差を無くし、より精度の高いトルク測定が可能になりました。