総合ハンドツールメーカー京都機械工具株式会社（KTC）（京都府久世郡久御山町／代表取締役社長　田中 滋／証券コード5966）は、大型ボルトに対応する19.0sq.(トルク測定範囲：～600N・m、～800N・m)と25.4sq.( トルク測定範囲：～800N・m)のデジラチェ/メモルクシリーズ全6製品を2024年12月に販売いたします。

写真左：19.0sq.デジラチェ（GEW600-R6）　写真右：25.4sq.メモルク（GNW800-R8）

背景

近年、大型車のホイールボルト折損による車輪脱落事故や鉄道車両のパンタグラフ大破事故などボルトの締結を主要因とする事故をうけ、トルク管理の重要性と、安全を支えるメンテナンスの社会的責任が問われています。また、こうした人命にかかわるものだけでなく、顧客に対する品質を担保するほか、設備保全の確実性を高めるため様々なメンテナンスシーンで締付けトルクを統合的に管理するニーズが高まっています。

なかでも大型車両の整備に関しては、国土交通省が大型車の車輪脱落事故防止「令和６年度緊急対策」を打ち出す等、社会問題として関心が集まっています。特に例年11月から3月の期間中に事故が多く発生しており、安全な整備点検が求められています。

参照：車輪脱落事故 | 自動車 - 国土交通省

このような背景をふまえ、KTCのデジタルトルクレンチ ラインナップではこれまで取り扱いがなかった高トルク域帯（最大800N・m）の締付が可能な「19.0sq.モデル」および「25.4sq.モデル」を新たに発売いたします。

特長

デジラチェおよびメモルクの製品特長はこちらのサイトをご参照ください。

デジラチェ メモルク特設サイト

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