ニュースリリース
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企業情報 2021/11/01
カワサキモータースジャパンとスマートセンシングデバイス「TRASAS(トレサス)for Auto」シリーズを活用した 次世代二輪整備サポートシステム「KMSS」を共同開発
総合ハンドツールメーカー京都機械工具株式会社(KTC)(京都府久世郡久御山町/代表取締役社長 田中 滋/証券コード5966)は、株式会社カワサキモータースジャパン(兵庫県明石市/代表取締役社長 桐野英子)とスマートセンシングデバイス「TRASAS for AUTO」シリーズを活用した次世代二輪整備サポートシステム「KMSS(Kawasaki maintenance support system)」を共同開発しました。
KMSS(Kawasaki maintenance support system)とは
「KMSS」は二輪整備の高度化、多様化に対し、IoTを活用した次世代二輪整備サポートシステムであり、安全・安心なモーターサイクルライフをユーザーに届けることを目的に開発しました。(特許出願中)
- 整備記録簿の電子化
- 車種ごとに異なるねじの締め付けトルク値をサーバーからダウンロードし、締め付け作業時に自動設定
- 自動設定した目標締め付けトルク値に対してスマートセンシングデバイスで測定した正確な値を記録簿へ自動記録
KTC「TRASAS for AUTO」シリーズの「トルクル・タイヤデプスゲージ・ブレーキパッドゲージ」により、点検作業の正確性やスピードアップにより安全の見える化と作業の効率化、品質の均一化が可能となりました。なおこの「KMSS」は全国の「カワサキプラザ」各店舗で10月中旬より導入されております。
TRASAS(TRAceable Sensing and Analysis System)for Autoとは
車両整備工場の点検・整備業務における工場全体の「安全、快適、能率・効率」を向上させる、「TRASAS」シリーズの、車両整備に特化したラインナップ「TRASAS for AUTO」。ハードウェアである測定具+システムソフトウェアからなり、測定具で測定したデータを無線でシステムソフトウェアへ転送。ボルトを締め付ける力「トルク値」、タイヤの溝やブレーキパッドの残量など、これまで点検時に測定した値を手書きで記録簿に記入、その後パソコンへ手入力していた作業を自動化し、データの信頼性を向上させるとともに、作業の効率化を図ります。さらに、こうしたデータを顧客管理に活用することで、顧客の満足度向上や再来店につなげるなど、アフターマーケットのさらなる安全と作業品質の向上を実現します。
関連リンク
- 株式会社カワサキモータースジャパン
https://www.kawasaki-motors.com/ - TRASAS
https://ktc.jp/trasas/info/