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「トルクのはなし」

トルクとは

トルクT=F(力)×L(長さ)
※正確には、Lはボルトの回転軸から力をかける点までの距離(上図参照)ですが、ここでは説明を容易にするため、レンチの全長をLと表現しています。

右図のように、Lの長さのレンチ(※)でFの力をかけた時にボルトに与えられる回転力Tの事です。例えば、1mの長さのレンチで100N(約10kgf)の力をかけた時のトルクは100N・m(約10kgf・m)となります。

トルクの単位

トルクの単位は以前はkgf・m(キログラムメートル)が用いられていましたが、1993年に施行された「新計量法」によりSI単位(ISO国際規格)への移行が義務づけられ、現在では力の単位にはN(ニュートン)、トルクの単位にはN・m(ニュートンメートル)が使われています。1N・mは0.10197kgf・mで、逆に1kgf・mは9.8067N・mとなります。実際の作業においては1kgf・mは約10N・mと考えれば目安となるでしょう。

トルクについての詳細はトルク管理コンテンツのトルクに関する基礎知識をご覧下さい

トルクに関する基礎知識