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ニュースリリース
このページに掲載されている情報は、本ニュースリリースが発行された時点のものです。
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製品情報 2024/10/16
工具管理を劇的に変革するIoT工具「neprosID」がMRO Asia Pacific 2024 において "MRO Technology Achievement of the Year"(MROテクノロジー年間最優秀賞)のファイナリストとし てノミネート!
総合ハンドツールメーカー京都機械工具株式会社(KTC)(京都府久世郡久御山町/代表取締役社長 田中 滋/証券コード5966)は、世界各国の大手航空関連企業へのRFID関連商材の販売実績を持つ、産業向けRFIDタグのリーディングカンパニーであるXerafy Singapore Pte Ltd.(本社:シンガポール/CEO:Alfred Wong/以下「ゼラファイ」)と航空宇宙産業やMRO産業などの工具管理を劇的に変革するレボリューショナルなIoT対応工具"nepros ID" 「connected toolsシリーズを共同開発し、そのnepros IDが、MRO Asia Pacific 2024 の "MRO Technology Achievement of the Year"(MROテクノロジー年間最優秀賞)のファイナリストとしてノミネートされました。
この賞は、航空宇宙業界における世界最大のマルチメディア情報サービスプロバイダーであるAviation Week Networkが毎年開催している航空宇宙業界に関する9つのカテゴリーにおいて優れた業績があった者に対して贈られる賞で、最終選考では惜しくも受賞を逃しましたが、業界に参入したばかりである企業の製品がこうした賞にノミネートされた事は航空機MRO業界に対して、neprosIDの存在意義が認められたものと確信しております。
本製品は、ソケット、ラチェットハンドル、レンチ、スクリュードライバ 、ハンマー、プライヤーなど幅広いラインナップからなり、安全を重要視する航空機MRO業界において重要課題の一つであるFOD(※)防止を目的の一つとして開発されました。整備の現場では、使用される工具がFODとならない様、様々な方法で工具が管理されています。その一つとしてRFID技術は有効な手段として考えられてきましたが、これまでの技術では使用時におけるタグの脱落や、トラッキング(読み取り)が困難な事象があり、特に小サイズのソケットについてはタグの取付け方法を含め長年の課題となっていました。
本製品は世界初の全指向性高性能RFIDタグによりその課題を克服。更に、KTCが提供するハイエンドツールであるneprosをベースとし、neprosの使いやすさに加え、その機能性を損ねる事なく高性能なトラッキング機能を有する事で、FODを防止するだけでなく、作業そのものの効率性を高めると共に、リアルタイムトラッキングやインベントリー管理の自動化等、工具の管理プロセスを簡略化することで業務効率を飛躍的に向上させることを可能とした事が評価されました。
※FOD:「Foreign Object Debris」の略で、航空機のエンジン等に損傷を与えるモノを意味し、整備中の工具の置忘れはこうしたFODとなり得る事から、工具の管理は航空機MRO業界における重要な管理項目となっています。
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本件に関するお問い合わせ
KTC(京都機械工具株式会社)グローバル営業部
E-mail:contact@kyototool.co.jp