総合ハンドツールメーカー京都機械工具株式会社（KTC）（京都府久世郡久御山町/代表取締役社長　田中滋/証券コード5966）は2022年12月より、「12.7sq.ホイール取付専用トルクレンチ」（WCMPB120、WCMPB140）および「クイックホイールガイドピン」（AH4-14150）を発売いたします。

背景

自動車のホイールの締結方法として、日本車は従来「ホイールナット（ハブナット）式」を採用していましたが、近年、締結力の強化と質量の低減等を目的とした「ホイールボルト（ハブボルト）式」への移行が進みつつあります。従来と同じ方法で「ホイールボルト式」のタイヤ交換を行うと、ハブからホイールが脱落してしまいケガなどが発生する可能性があるほか、締付不足が発生するなど整備の安全性にも影響を及ぼすことが懸念されています。

12.7sq.ホイール取付専用トルクレンチ（WCMPB120、WCMPB140）

近年増加している「ホイールボルト式」は「ホイールナット式」よりも高い締付トルク値が指定されていることがあるため、「ホイールボルト式」に対応する専用トルクレンチを開発しました。

ホイールボルト本締めにおける「課題」
・車種ごとにトルク値を変える手間をなくしたい。 ・作業に最適なトルクレンチを素早く探したい。 ▼ 12.7sq.ホイール取付専用トルクレンチで解決 ・120N・mと140N・mの締付トルク値に対応。 ・カバー色（黄・緑）で設定トルクを簡単に判別できます。

概要

締付け作業ごとのトルク設定が不要!
120N・m、140N・m専用のホイール取付専用トルクレンチ

トルク設定が不要な120N・m、140N・mのホイール取付専用のトルクレンチです。 黄は120N・m、緑は140N・mに設定しているため、カバーの色で設定トルクを簡単に判別することができます。

カバーの色で設定トルクを簡単に判別することができます。（緑：140N・m／ 黄：120N・m ）	プッシュボタンを押さない限り、トルクレンチからソケットが外れないユニオン機構を採用。

クイックホイールガイドピン（AH4-14150）

背景

近年増加している「ホイールボルト式」の場合、スタッドボルトが無く、ホイールボルトの"穴"位置を特定することが難しいため、ホイール位置決め用のガイドピンが必要となります。
また、スタッドボルトが無いことでハブからホイールが脱落する可能性があり、ホイールの脱落を防止し作業を安全に行えるようにする必要があります。

ホイールの取外し・取付けにおける「課題」
・ガイドピンをねじ込む手間をなくしたい。 ・ホイールを簡単に取付けたい。 ▼ クイックホイールガイドピンで解決 ・ねじ込む必要がなく、ワンタッチで脱着が可能。 ・ホイール取付け時の位置合わせが素早く行えます。

概要

ワンタッチで素早く脱着
ホイールボルト専用のガイドピン

ホイールボルト採用車のホイール取付け時の位置合わせやホイールの脱落を防止する専用のガイドピンです。 ワンタッチで着脱可能なボールプランジャを採用しています。

ねじ込む必要がなく、ねじピッチを気にせずワンタッチで脱着が可能。	ホイール取付け時の位置合わせが素早く行え、くぼみのある独自の形状がホイールの脱落を防ぎます。

「クイックホイールガイドピン」（AH4-14150）の小売参考価格は1,400円です。

KTCはこれからも、現場の「安全」、「快適」、「能率・効率」を実現する製品を開発してまいります。

新製品一覧

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製品詳細情報

製品ページ

※製品ページより画像のダウンロードが可能です。

製品チラシ