総合ハンドツールメーカー京都機械工具株式会社（KTC）（京都府久世郡久御山町／代表取締役社長　田中 滋／証券コード5966）は2020年11月より、「インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落」シリーズ2種を新発売いたしました。

本製品は、用途に応じたサイズのインパクトドライバ用ソケットビット「難攻不落」をクリアケースに格納したセットです。

「インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落［5コ組］」（TBZP635）は、鉄骨などを締結する際におすすめの、口径サイズが大きなソケットビットのセットです。「インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落［7コ組］」（TBZP637）は、軽作業におすすめの、口径サイズが小さなソケットビットのセットです。

ソケットビット本体に落下防止機能を備えたため、落下防止ベルトなどの追加装備が必要なく、通常のソケットビット同様、チャックにワンタッチで装着可能で、現場のコスト削減と安全・快適な作業を実現します。

近年、建築現場などの高所作業では迅速な作業が求められ、高出力のインパクトドライバが増加しています。高出力のインパクトドライバはソケットに高負荷をかけるため、作業現場でのソケットビットの破損事例が増加。ソケットビットはビット破損時に落下し、直撃すると命に関わる事故にもつながります。作業現場での建築資材や工具の飛来・落下での死傷者は全体の10％におよび、業界全体でも大きな課題となっています。（出展：厚生労働省「建築における労働安全衛生対策」平成27年における事故の型別内約）

落下防止機構を備えたソケットビットは脱着に手間がかかるものが多く、普及の妨げになっています。また、折れたビットがチャック内に詰まると脱着に時間を要し、場合によってはインパクトドライバ本体の交換・修理が必要となり、作業が滞る可能性があります。

「インパクトドライバ用ソケットビット　難攻不落」は高い耐久性を持ちながらも、ビットがソケット内部で折れ、折れたビットが抜け止めになる「難攻不落機構」を採用したソケットビットです（特許出願中）。

ビットがソケット内部で折れる為、ビットの断片がチャック内に残らず、インパクトドライバからの脱着がスムーズに行えます。落下防止ベルトをはじめとした追加装備が不要で、通常のソケットビットと同じ脱着方法で、安全・快適な作業を実現します。

ビット部にトーション効果を持たせる独自構造で、18Vバッテリーのハイパワーインパクトドライバにも対応。小売参考価格は、「インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落［5コ組］」（TBZP635）は7,600円、は「インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落［7コ組］」（TBZP637）は8,600円です。

※ 自動車のホイールナットの締緩には使用できません。

ＫＴＣはこれからも、現場の「安全」、「快適」、「能率・効率」を実現する製品を開発してまいります。

No.	品名	発売時期	小売参考価格
TBZP635	インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落［5コ組］	2020年11月	￥7,600
TBZP637	インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落［7コ組］	2020年11月	￥8,600

製品写真

インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落 左：TBZP635　右：TBZP637 拡大画像

包装状態 TBZP637 拡大画像

インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落［5コ組］ TBZP635 拡大画像

インパクトドライバ用ソケットビットセット　難攻不落［7コ組］ TBZP637 拡大画像

難攻不落機構 拡大画像

難攻不落機構 拡大画像

製品の詳細情報

製品の詳細は製品チラシ（PDFファイル）をご覧下さい.