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アメリカズカップとは
1851年にロンドン万博博覧会の記念行事として開催されたヨットレースに参加したアメリカチームが優勝カップを持ち帰ったことから始まるヨットクラブ対抗のレースで“世界最高峰の国際ヨットレース”といわれています。参加チームは2年をかけて「アメリカズカップ」への挑戦権を得るための予選シリーズ「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」を世界各国で戦い、その後行われる「アメリカズカップ・チャレンジャーシリーズ」で挑戦チーム代表を選出。前回大会優勝の防衛チームとの一騎打ちで世界最古と言われる優勝トロフィーを争います。
世界トップセーラーが集う、最高峰の大会
15年ぶりにアメリカズカップに挑戦する日本チーム「ソフトバンク・チーム・ジャパン」は、日本の様々な企業がサポートしている。例えば、船首部分の製造は国内で行われ、素材のカーボンも日本メーカー製である。
「日本は海に囲まれた海洋国で、優れた技術、製品をもった企業がたくさんあります。私たちの挑戦に彼らのサポートが不可欠だったんです。」
そう語るのは、チームの顔、総監督の早福和彦氏。1995年、2000年を含む計4回、アメリカズカップに挑戦したベテランセーラーだ。そんな彼が艇の開発、整備に不可欠な工具としてチョイスしたのがKTCである。
「実はチーム発足と同時に、メンバーが先に海外製の工具を用意していたのですが、いまひとつしっくりこない。アメリカズカップのレース艇は、最高の頭脳、最新の技術の結晶だから、整備・調整もシビアになる。だったら工具はKTCでしょう!とサポートをお願いしたんです。」
〝世界一〟を目指すという強い気持ちは同じ。私たちはともに戦う!

「KTCの工具は毎日酷使していますが、錆や摩耗、歪みがほとんどなく、高い耐久性を実感しています。クルーも一度良いものを使うと、そればかり使うし、大事にする(笑)。艇を桟橋に係留した状態で作業した際、誤って工具を海に落としてしまったことがあるのですが、チーム専属のダイバーが潜って捜索し、見事救出!その工具ですか?もちろん、今も〝現役〟ですよ。クルーが皆、KTCの工具を本当に気に入っていて、自発的に責任者を決め、なくさないように管理しているんです!」
そう語る早福さんに、大会直前のチームの状態、そしてアメリカズカップの見どころを聞いてみた(2017年5月初旬時点)。
「チームの拠点は大会が行われるイギリス領バミューダ諸島にあります。2月に進水式を迎えたレース艇『光』も順調に仕上がり、今は、本番を想定した練習レース等でソフトウェア、ハードウェアのさらなる向上を目指しています。アメリカズカップは1対1のマッチレースで行われます。まずはスタートが見どころですね。スタート前の位置取りの攻防、2艇が並んでスタートダッシュを競うシーンは見逃せません!」
予選シリーズを勝ち抜き、前回大会の勝利チームへの挑戦権を得られるのは1チームのみ。彼らの挑戦をKTCは全力でサポートしていく。

nepros square Vol.02 KTCオフィシャルショップ他、KTC取扱店にて配布中!
※なくなり次第終了となります。ご了承ください。