KTC nepros square Mail Magazine #057

プロメカニックの感性をどこまでも刺激する究極の工具
「nepros」。この最高傑作のツールに込められた数々の機能を詳細に解説します。
今回は前回に引き続き、無限の拡張性を持つシステムストレージ「neXT」をご紹介します。

ネプロスは、機能や性能だけではない感覚的な使いよさを実現するため、人間工学に基づき作業者の手にフィットする形状を採用しています。その美しいフォルムは単なる装飾ではなく、いかに「手に馴染むか」を追究した結果でもあります。
そこで新たな「素材」の追求に挑戦し、たどり着いた答えが「木材」でした。一つとして同じものがない木材は、使い込むほどにオーナーの手に馴染み成長していきます。

このチェストは、家の中の空間に圧迫感が生じないようにするため、吊引出しの頑丈さとは対照に引出しを浮かし浮遊感を出しました。
人に落ち着きを与える和のイメージとして、最小限の金具で外観に見せない工夫と組木による天然木のコントラスト、お盆や天板などに曲線を使用したデザインに仕上げています。

また、家庭での様々なものを保管することを考え、脱着できるお盆や印鑑やペンの収納に最適な小引出し、小さなものを運ぶことに最適な引出し内のトレイを設置しています。保管するものだけでなく、それを保管する箱も大切に使っていただけるように、風合いが良く高級感があるウォルナットを使用。

使う人にやさしく安全でいつまでも愛していただける、まさに世界に一つだけのチェストです。

化粧合板などとは違い、天然木の木目や色味は様々です。
木の育ち方の違いによって様々な材色が現われます。また、1本の幹の中でも心材は濃い茶褐色であるのに対し、辺材は白く、色の差がはっきり現れます。その他、小さな生き節の「小節・葉節」や、波状の杢目があります。

木製チェストWalnut × 漆ラチェットハンドル全7種のセットです。

ハンドツールの世界最高峰「ネプロス」が世界でJAPANとも呼ばれる「漆」をまとった完全受注生産モデル
「ネプロス漆ラチェットハンドル」。
漆ラチェットハンドルの木製グリップは、京都の伝統工芸品「京漆器」と全く同じ手法で作られています。金色の部分は、漆で書いた文様の上に金属の粉を「蒔いて」付着させる「蒔絵（まきえ）」という技法を用いており、京漆器の職人が注文を受けてから数ヵ月かけて作り上げていきます。
ウォルナットと漆の組み合わせが美しい特別なセットです。