KTCの工具開発
軽くて・強くて・使いよいを可能にする
すべての製品がもって生まれた「シンカのDNA」
KTCの工具開発は「材質」「構造・機構」「総合技術」の
3つの軸を横断しながらツールの“シンカ”を続けています。
KYOTO TOOL CO., LTD.
設計者の経験に頼らずに、力学的・数学的根拠に基づいて、
構造物の最適な形態・形状を自動的に求め、
剛性を落とさずに軽量化が可能な構造最適化手法のひとつ。
今後、製品の開発においてトポロジー最適化の考え方は、ますます広がっていくと考えられます。
京都大学大学院工学研究科
西脇 眞二教授
KTCの工具開発は「材質」「構造・機構」「総合技術」の
3つの軸を横断しながらツールの“シンカ”を続けています。
トポロジー最適化により生み出されたX構造が、工具に求められる理想の形を実現。
極限までそぎ落とした形状でありながら、ラチェット全体で負荷を分散することで、強さと究極の軽さを両立。
ラチェット全体のエッジを無くし、指で持つ個所は平面に、握る部分はラウンド形状にすることで、ヘッド、首、ハンドル全ての作業でワンランク上の使い良さを実現。
表面にセラミックビーズを高速で衝突させるショットピーニング加工を施すことで、表面硬度が増し、強度がアップ。
保管時や作業中でも表面に傷がつきにくいため、いつまでも工具の美しさと強さが保ちます。
ネプロス neXT 9.5sq.ラチェットハンドル NBR390Xは、世界最高クラスの90枚ギアを搭載。
36枚ギアの場合、ラチェットハンドル操作時に必要なエリア(ラチェットハンドルの振り幅)は合計20°に対し、90枚ギアの場合は合計8°となり、より狭いスペースでの操作が可能。
また精密8段クロウの採用により、クロウにかかる力を分散させ、小型化と強度を実現。
NBR390X
ネプロスNBR390Aの内部構造を引継ながら、最適化されたネプロス neXTシリーズのラチェットハンドル。
表面処理は硬度があり傷つきにく、ショットピーニング加工。
再利用コルク素材のトレイとプラスチックを使用しない包装材を採用。
NBR390X-K
[ 入組内容 ] ドライブギア、クロウ、ピン × 2、スプリング × 2、レバー、フタ、サラ小ねじ × 2