プロの方の満足を追求し、機能と美しさを併せ持つネプロス。そんなネプロスを生み出す製造現場に潜入する第2弾は、鍛造でカタチ造られたものを完成形にしていく「機械加工」に密着。
ネプロスの美しく使いよい工具は、1/100mmの加工精度で作られている。機械加工では、高い寸法精度と加工面をいかに美しく仕上げるかで完成時の使い心地や外観に影響がでる。しかし、高い精度の加工をすることは容易ではない。特にラチェットハンドルの中空構造がそれにあたる。外側の切削の際、中空部は他の部分と比べ刃が振動しやすいからだ。
▼neprosグリップの中空構造
切削抵抗を減らすべく細い刃で通常より時間をかけて切削する。また、気温や油、刃の状態によって加工機などの条件がその日毎に異なるが、作業者は1点ずつ目視でネプロスの外観を確認して機械を調整するのだ。それを見極め実現することこそが機械加工の達人技が光るところである。
次回、熱処理の現場をクローズアップ
\前回を見逃した方はこちら/
皆さんが「nepros」を手にするまでに、さまざまなドラマがあったはず…。
第12回目は、松原さんのエピソードをご紹介します。
ラチェットハンドルが握りやすく、90枚ギアの使用感が心地良いです。
ラチェット6.3sq.です。クルマのエンジンルームやインパネ廻り等の狭い場所でも使い易く、重宝しています。
解けるかな?これであなたもKTCマスター
QUIZ
Q. ネプロスに求められる加工精度の要求単位は?
1. 100分の1メートル
2. 100分の1センチメートル
3. 100分の1ミリメートル
正解した方全員に2022年3月のダウンロード壁紙カレンダーをプレゼント!ぜひ挑戦してください。
※回答期限:2022年3月14日(月)24時まで