高嶺の花のような存在である工具「nepros」。
普通の工具からそれを手にするまで、さまざまなドラマがあったはず…。
neprosを愛用するファンの皆様からお話を伺いました。
第3回目は、KTCより山中さんのエピソードをご紹介します。
高校生の時、ネットオークションサイトでNBR390を落札してゲットしたことがきっかけです。同じ頃に原付の免許を取ったので、バイク整備に使おうと思って。当時は“ネプロスはKTCのブランド”という認識がなく、“ネプロス”というメーカーがあると思っていました。
友人の工具を使わせてもらっていたんですが、KTCと知らずフライドチキン屋の工具だとばかり思っていて(笑)整備で足りない工具が出てくると、仲間とホームセンターでKTCのカタログを見ながら吟味していましたね。当時は学生ということもあって一言目の感想が「高い…」驚愕でした。
バイクや車の整備で!レース用の車体を一から組み立てるんです。僕は、乗る・いじるよりも“つくる”ことが好きで、プラモデル感覚でつくっています。高3の時に初めてバイクを完成させてから、今では溶接もしながらつくりますよ!
ラチェットハンドルのギアの細かさに衝撃を受けた!言葉でうまく表現できないんですが、「なんでこれで締まる?!」と。一度NBR390を使ったことある方ならきっとわかってくれるはず…!
9.5sq.のスライドヘッドハンドルとエクステンションバーですね。
つくった車両を走らせるときは、いつでも調整ができるように工具を持ち運ぶんですが、2つ組み合わせればT形ハンドルとしても使えますし、T形ハンドルを持ち運ぶよりコンパクトになる。
とても使い勝手がいい工具です。