ハンドル中心部の上下を削りとり、両端に重量を配分。早回しの際、慣性力が働き、なめらかな回転を生み出す工夫をしている。さらにハンドルの長さをサイズ毎に設定。各サイズのボルト・ナットに必要なトルクを掛けられる長さを確保しつつ早回しに最適な長さに設計。
6.3sq.のT形ハンドルは最もハンドルが短く回転径が小さいため、省スペースでの作業が可能。
T形レンチ/T形ハンドルはハンドル部とボディ部を接合してつくられる。一般的なT形レンチは溶接加工によって接合されるが、ネプロスは高精度の圧入加工を採用。
ハンドル中央部に穴を開けてシャフトをプレス圧入するには、精密な加工技術が要求されるが、ハンドルとシャフトが正確な直角に組み上がり、早回し時の回転は非常になめらか。さらに、溶接加工のように接合部分に突起物が形成されることがないので、見た目も美しく仕上がる。
ボルト・ナットとのギャップを極小化すると共に薄肉化し作業性を向上。さらにマグネットを採用することでボルト・ナットの保持と奥まった場所へのアクセス性を向上。
サイズがひと目でわかるように、ハンドル上部とソケット部側面の2箇所に大きく表示。ハンドルとボディの圧入部はT形レンチでは六角形、T形ハンドルでは四角形に加工されており、上部からの識別を容易にしている。
ハンドル両端部に付けられたゴムリングは、作業をする際に滑り止めとしてグリップ力を高めるだけでなく、床においた時に接地面となり、本体に傷がつくのを防ぐ。
nepros「T形レンチ」
nepros「T形ハンドル」
|