No.021
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> 【2018年1月号】 ネプロス鉄紺シリーズ特集〜利きネプロス&ネプロス大解剖
今月のメルマガは新春特別企画として、2018年1月に発売したネプロス「鉄紺シリーズ」を大特集。いつもは隔月で掲載している「利きネプロスのお作法」と「ネプロス大解剖」の【鉄紺編】をまとめてお届けします。
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鉄紺(てつこん)とは日本の伝統色で、JIS規格「物体色の色名」では「ごく暗い紫みの青」とされています。藍染めを繰り返して得られる、古くから親しまれてきた色です。
ネプロス「鉄紺シリーズ」は、真空めっき「イオンプレーティング」を表面処理に採用。通常のネプロスのニッケル×2+クロムの3層めっきの上に、iP(イオンプレーティング)を施した4層構造で、「鉄紺色」を表現。美しさと機能を高次元で両立した、数量限定モデルです。
ネプロスに魅せられたネプロス探究家、匠鏡子さんがお届けする「利きネプロスのお作法」。今回は、「鉄紺シリーズ編」です。
ダウンロードできます!
利きネプロスのお作法のA5版PDFをご用意しました。
印刷して、ぜひ利きネプロスをお楽しみ下さい。
ネプロス 鉄紺シリーズのお作法
ネプロス大解剖では、「鉄紺シリーズ」で採用した「イオンプレーティング」を解説します。
金属の表面を他の金属の薄膜で覆うことを「めっき」といいます。めっきにはいろいろな種類がありますが、工具で主に使われるクロムめっきやニッケルめっきは、水溶液の中に工具を入れて金属皮膜をつくる、「湿式めっき」と呼ばれています。一方、鉄紺シリーズのイオンプレーティングは「真空めっき(乾式めっき)」と呼ばれ、真空中で蒸発した金属粒子をプラズマによりイオン化し、素材に蒸着させています。
イオンプレーティングは使用する金属や反応ガスの種類を変えることでゴールドやブラウン、ブラックなどさまざまな色を出すことができます。しかし、ネプロス「鉄紺シリーズ」で採用された青色は、光の波長が短いため均一に色を出すことが難しく、時計の部品など小さなものに使われることはあっても、工具のような大きくて複雑な形状のものに採用されることはほとんどありませんでした。
開発者によると、複雑なRで構成されたラチェットハンドルや、面積の大きい超ロングめがねレンチなどで、狙い通りの「鉄紺」色を出すのに相当な苦労をしたそうです。
ネプロス「鉄紺シリーズ」は、イオンプレーティングの限界にチャレンジした開発者の想いがつまったプレミアムな製品なのです。
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次回はいつものペースにもどり、利きネプロスのお作法をお届けします。取り上げるのは英語で「ブレイカーバー」と呼ばれる頼りになる工具。
配信は2月28日の予定です。
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