概要

製品の用途・特長

用途

  • 測定値の表示。
  • 測定値の合否判定。 ※合否判定が利用可能なデバイスについては対応デバイス一覧を参照
  • 測定結果の記録。
  • 記録した測定結果の共有。
  • TRASASデバイスの設定変更。

特長

  • 「TRASASデバイス」にて測定したデータをパソコンやタブレット型端末に表示可能。
  • 測定結果を自動的に記録可能。
  • 測定結果をラップ表示で簡単にチェック。
  • ニックネーム機能でデバイスを簡単識別。
  • トルク値、長さ等、多様な測定値を受信。※表示可能桁数は最大7桁
  • 複数機種、複数台を同時接続可能。 ※接続可能台数はお使いの端末や環境によって異なる場合がある
  • 測定値を画面の色、音で素早くチェック可能。

推奨動作環境

OS:Windows 10 Pro 及び Windows 11 Pro

Bluetooth:Ver 4.1

確 認 上記動作環境であっても他アプリケーションやドライバーソフトウェア、各種パソコンの設定及びパーツの組み合わせなどの違いによっては、正常に動作しない可能性がある。

システム概要

本ソフトウェアをパソコンやタブレット型端末にインストールすると、「TRASASデバイス」や「デジラチェ[メモルク]」からBluetooth®などの無線通信技術を用いて送信されたデータを、本ソフトウェアで受信し、測定値を表示・記録できる。

システム概要
確 認 ソフトウェアの機能・表示は予告なく変更することがある。

対応デバイス一覧

本ソフトウェアでは下記デバイスを使用できる。(2024年3月現在)

製品名 品番 上限値/目標値/下限値
設定可能範囲
測定方向 測定値表示可能最小桁
TORQULE
GNA010-02 2~10N・m 右方向のみ 小数点以下第1位
GNA080-03 8~80N・m
GNA200-04 40~200N・m
GNA1000-06 200~1000N・m 左右方向 整数値
GNA1000-08 200~1000N・m
GNA2000-08 400~2000N・m
ブレーキパッドゲージ GNNA025 - - 小数点以下第1位
タイヤデプスゲージ GNDA020
デジラチェ[メモルク]
無線モデル for Win
GED030-R2-Z 6~30N・m 左右方向 小数点以下第2位
GED030-C3A-Z 2~30N・m
GED030-C3-Z 6~30N・m
GED040-X13-Z 8~40N・m
GED060-R3-Z 6~60N・m
GED085-R3-Z 17~85N・m 小数点以下第1位
GED085-R4-Z
GED085-W36-Z
GED085-X13-Z
GED135-R4-Z 27~135N・m
GED135-W36-Z
GED200-R4-Z 40~200N・m
GED200-W36-Z
GED360-R6-Z 72~360N・m
GED560-R6-Z 112~560N・m
計測器Bluetoothアダプタ
(ディジ・テック社製)
DKA-101A - - 小数点以下第6位
DKA-102
電動トルクレンチ
(HYTORC社製)
LST-0700 47~949N・m 左右方向 整数値
LST-1200 81~1627N・m
LST-2000 135~2712N・m
LST-3000 203~4067N・m
LST-5000 270~6779N・m
確 認 本ソフトウェアで接続可能な計測器Bluetoothアダプタはディジ・テック社製DKA-101AおよびDKA-102のみ。
ディジ・テック社製DKA-101は接続できない。

計測器Bluetoothアダプタ対応単位一覧

本ソフトウェアで「計測器Bluetoothアダプタ使用の際は、下記単位を使用できる。(2022年6月現在)

DKA-101A/102使用時の対応単位一覧
μm mT kPaA mV kPa
mm lx m/s V MPa
cm mg mm/s mA Nm
m g m/s2 A %RH
kg % μs ppm
° kPaG N 単位無し
' MPaG Ω kN
" kPaC Pa
確 認 DKA-101A/102と接続する計測器により、DKA-101A/102本体の設定変更が必要となる場合がある。
  • 設定変更の要否は、DKA-101A/102をご購入された代理店様または販売店様へ問い合わせる。
  • DKA-101A/102に接続可能な計測器の一覧は、ご購入された代理店様または販売店様へ問い合わせる。
    参考:DKA-101/102接続確認済み計測器一覧
デフォルト設定は「単位無し」表示となる。
DKA-101A/102から通知されるデータは『 <STX>データ部<ETX> 』の形式である必要がある。
データ部には、数字、+、-、.(小数点)を含むことが可能。

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Bluetooth®に関する注意事項

  • Bluetooth®機器が発生する電波は、電子医療機器などの動作に影響を与える可能性がある。
    場合によっては事故を発生させる原因になりますので、次の場所ではBluetooth®機器の電源を切る。
    病院内/電車内の優先席付近/航空機内など引火性ガスの発生する場所や、自動ドアや火災報知機の近く
  • Bluetooth®技術を使用した接続時に情報の漏洩が発生しましても、弊社は一切の責任を負いかねる。
  • 本製品はすべてのBluetooth®機器とのワイヤレス接続を保証するものではありません。接続するBluetooth®は、Bluetooth SIGの定めるBluetooth®標準規格に適合し、認証を取得している必要があります。
    接続する機器が上記Bluetooth®標準規格に適合していても、機器の特性や仕様によっては、接続できない、操作方法や表示・動作が異なるなどの現象が発生する場合があります。
  • 接続する機器によって、Bluetooth®接続ができるようになるまで時間がかかることがある。

お使いになる前に

Bluetooth®の設定

    確 認 パソコンやタブレット型端末のバージョンにより表示が異なる。

    TRASASデバイスを使用し「TRASAS Admin PRO」に測定値を表示・記録するときは、使用するパソコンやタブレット型端末のBluetooth®機能を「ON」にする。

    1.パソコンやタブレット型端末の「スタートボタン」をクリックし「Windowsの設定」を表示する。

    「スタート」→「設定」

    2.「Windowsの設定」内の「デバイス」をクリックする。

    「デバイス」

    3.「Bluetoothとその他のデバイス」を選択し「Bluetooth」をONにする。

    「Bluetooth」
    確 認 デジラチェ[メモルク]接続の際は、別途ホストモジュールの接続とドライバのインストールが必要となる。

本ソフトウェアのダウンロードおよびインストール

  • 「TRASAS Admin PROスタートマニュアル」を確認する。

ライセンスIDの入力

確 認 本ソフトウェアをはじめて使用するときはインターネットに接続し、ライセンスIDの認証を行う必要がある。

1. 「TRASAS Admin PRO」を起動する。

2. 「ライセンスID入力欄」にライセンスID証書に記載されたライセンスIDを入力する。

ライセンスIDの入力

3. 「OK」ボタンを押し、ライセンス認証を開始する。

ライセンス認証OKボタン

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各画面の名称と機能

計測画面

計測画面

(1)ステータス表示部
接続中のTRASASデバイスのアイコンと電池残量を3段階で表示する。(電池残量はTORQULE接続時のみ表示)

(2)計測タブ
「計測画面」を表示する。

(3)計測設定タブ
「計測設定画面」を表示する。

(4)デバイス情報タブ
「デバイス情報画面」を表示する。

(5)メニューボタン
「サイドメニュー画面」を表示する。

(6)デバイス一覧ボタン
TRASASデバイス一覧、マイツールを表示する。

(7)接続デバイス表示部
接続中のデバイスの製品名と品番、ニックネームを表示する。

(8)測定値表示部
測定値を表示する。

(9)測定方向表示部
作業方向の右回転、左回転を測定値受信時に表示する。(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08,デジラチェ[メモルク],接続時のみ表示)

(10)作業指示値表示部
測定作業の目標値、閾値(合格範囲)の値を表示する。(TORQULE,デジラチェ[メモルク]接続時のみ表示)

(11)ラップ(最大トルク値)表示部
ラップ(1作業)内の最大トルク値または測定値などを表示する。

(12)規定回数カウント設定ボタン
「規定回数カウント設定画面」を表示する。(TORQULE,LSTシリーズ接続時のみ表示)

(13)二次元コード読取ボタン
「二次元コード読取画面」を表示する。(TORQULE,LSTシリーズ接続時のみ表示)

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計測画面(LSTシリーズ使用時)

確 認 TRASAS Admin PROが対応しているLSTシリーズのモード及び単位は次のみ。
  • モード:Torque,Torque & Angle
  • 単位:N・m
計測画面

(1)ステータス表示部
接続中のLSTシリーズのアイコンを表示する。

(2)計測タブ
「計測画面」を表示する。

(3)計測設定タブ
「計測設定画面」を表示する。

(4)デバイス情報タブ
LSTシリーズ接続時は使用しない。

(5)メニューボタン
「サイドメニュー画面」を表示する。

(6)デバイス一覧ボタン
TRASASデバイス一覧、マイツールを表示する。

(7)接続デバイス表示部
接続中のデバイスの品番とシリアルナンバーを表示する。

(8)測定値表示部
測定値を表示する。

(9)Fastener表示部
作業時に使用しているLSTFastenerタイプの略式形を表示する。
RH・・・Right Hand、LH・・・Left Hand、HWR・・・Hytorc Washer Right、HWL・・・Hytorc Washer Left、HN・・・Hytorc Nut

(10)作業指示値表示部
測定作業のProfile ID、Torque、Angleの値を表示する。
Profile IDについては、空白、CWP、NO_TMPLTで工具から取得時は、表示しない。

(11)ラップ(最大トルク値)表示部
ラップ(1作業)内の測定値などを表示する。
LSTシリーズから送られて来る合格値のみを表示する。

(12)規定回数カウント設定ボタン
「規定回数カウント設定画面」を表示する。

(13)二次元コード読取ボタン
「二次元コード読取画面」を表示する。

(14)SNUG状態表示部
Torque設定値がSNUG(仮締め)値の場合のみ表示する。

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LSTシリーズ使用時に対象外のモードで計測値を取得した場合のエラーメッセージ

対象外のモードで計測値を取得した場合に、以下のエラーメッセージを表示する。

モード設定エラー表示

「OKボタン」押下でエラーメッセージ表示を閉じる

LSTシリーズ使用時に対象外の単位で計測値を取得した場合のエラーメッセージ

対象外の単位で計測値を取得した場合に、以下のエラーメッセージを表示する。

単位設定エラー表示

「OKボタン」押下でエラーメッセージ表示を閉じる

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計測設定画面

計測設定画面

(1)ステータス表示部
接続中のTRASASデバイスのアイコンと電池残量を3段階で表示する。(電池残量はTORQULE接続時のみ表示)

(2)計測タブ
「計測画面」を表示する。

(3)計測設定タブ
「計測設定画面」を表示する。

(4)デバイス情報タブ
「デバイス情報画面」を表示する。

(5)メニューボタン
「サイドメニュー画面」を表示する。

(6)デバイス一覧ボタン
TRASASデバイス一覧、マイツールを表示する。

(7)接続デバイス表示部
接続中のデバイスの品番とニックネームを表示する。

(8)%連動切替スイッチ
閾値(合格範囲)の設定入力方法を、「合格範囲の上限値・下限値入力」、「目標値・合格範囲の上下範囲(%)入力」を切り替える。

(9)上限値入力部(%連動OFF時)
閾値(合格範囲)の上限値を入力する。

(10)上限範囲入力部(%連動ON時)
閾値(合格範囲)の上限範囲(%)を入力する。

(11)目標値入力部(%連動ON時)
目標値を入力する。

(12)下限範囲入力部(%連動ON時)
閾値(合格範囲)の下限範囲(%)を入力する。

(13)下限値値入力部(%連動OFF時)
閾値(合格範囲)の下限値を入力する。

(14)合否判定モード選択部
作業方向の右回転、左回転を設定する。(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08接続時のみ表示)

(15)閾値メモリーボタン
選択したボタンに保存された閾値(合格範囲)を作業指示値へ反映し「計測画面」を表示する。
(19)で設定した閾値メモリモードに保存されている閾値を作業指示値に反映する。

(16)メモリー設定ボタン
「閾値メモリー設定画面」を開く。

(17)適用ボタン
設定した内容を反映し「計測画面」へ戻る。

(18)規定回数カウント設定ボタン
「規定回数カウント設定画面」を表示する。(TORQULE,LSTシリーズ接続時のみ表示)

(19)閾値メモリーモード変更ボタン
閾値メモリーのモードを変更する。

(20)二次元コード読取ボタン
「二次元コード読取画面」を表示する。(TORQULE,LSTシリーズ接続時のみ表示)

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閾値メモリー設定画面

確 認 「閾値メモリー設定画面」は次のTRASASデバイス接続時のみ使用できる。
  • TORQULE
  • デジラチェ[メモルク]無線モデル for Win
閾値設定画面

(1)%連動切替スイッチ
閾値(合格範囲)の設定入力方法を、「合格範囲の上限値・下限値入力」、「目標値・合格範囲の上下範囲(%)入力」を切り替える。

(2)上限値入力部(%連動OFF時)
閾値(合格範囲)の上限値を入力する。

(3)上限範囲入力部(%連動ON時)
閾値(合格範囲)の上限範囲(%)を入力する。

(4)目標値入力部(%連動ON時)
目標値を入力する。

(5)下限範囲入力部(%連動ON時)
閾値(合格範囲)の下限範囲(%)を入力する。

(6)下限値入力部(%連動OFF時)
閾値(合格範囲)の下限値を入力する。

(7)合否判定モード選択部
作業方向の右回転、左回転を設定する。(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08接続時のみ表示)

(8)閾値メモリーボタン
選択したボタンに保存された閾値を表示する。

(9)キャンセルボタン
変更内容を保存せず、「閾値メモリー画面」を閉じ「計測画面」を表示する。

(10)適用ボタン
変更内容を保存・適用し、「計測画面」へ戻る。

(11)閾値メモリーモード表示部
閾値メモリーモードを表示する。

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計測設定画面(LSTシリーズ使用時)

計測設定画面

(1)ステータス表示部
接続中のLSTシリーズのアイコンを表示する。

(2)計測タブ
「計測画面」を表示する。

(3)計測設定タブ
「計測設定画面」を表示する。

(4)デバイス情報タブ
LSTシリーズでは使用しない。

(5)メニューボタン
「サイドメニュー画面」を表示する。

(6)デバイス一覧ボタン
TRASASデバイス一覧、マイツールを表示する。

(7)接続デバイス表示部
LSTシリーズ接続時は、デバイスの品番とシリアルNo.を表示する。

(8)Torque入力部
目標トルク値を入力する。

(9)Angle入力部
締結角を入力する。

(10)Release入力部
リリース角を入力する。

(11)Fastener選択部
Fastenerを選択する
「Right Hand」「Left Hand」「Hytorc Washer Right」「Hytorc Washer Left」「Hytorc Nut」の5タイプから選択する。
各Fastener設定時の動作はLSTシリーズの取扱説明書を参照。
上記以外のFastenerをLSTシリーズから取得時は、ソフトウェアからFastenerの再設定が必要。

(12)適用ボタン
設定した内容を反映し「計測画面」へ戻る。

(13)規定回数カウント設定ボタン
「規定回数カウント設定画面」を表示する。

(14)二次元コード読取ボタン
「二次元コード読取画面」を表示する。

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基本的な使い方

TRASASデバイスまたはLSTシリーズと接続する

1. 「TRASAS Admin PRO」を起動する。

「TRASAS Admin PRO」

2.「計測画面」内の「デバイス一覧ボタン」をクリックし、「TRASASデバイス一覧」を表示する。

「デバイス一覧」ボタン

3. 「TRASASデバイス一覧」表示後、TRASASデバイスまたはLSTシリーズの電源を入れる。

「デバイス一覧」ボタン
確 認 各TRASASデバイスの操作方法については、以下の取扱説明書を確認する。
  • TORQULE(GNA010-02,GNA080-03,GNA200-04) 取扱説明書(PDF
  • TORQULE(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08) 取扱説明書(PDF
  • タイヤデプスゲージ 取扱説明書(PDF
  • ブレーキパッドゲージ 取扱説明書(PDF
  • デジラチェ[メモルク] 取扱説明書(PDF

4.「TRASASデバイス一覧」に表示されたTRASASデバイスまたはLSTシリーズを選択し、表示されたデバイスを選択する。
選択後「TRASASデバイス一覧」を閉じ、接続を開始する。

デバイス接続
  • TRASASデバイスまたはLSTシリーズと接続ができた場合の表示

デバイス接続
  • TRASASデバイスまたはLSTシリーズと接続ができなかった場合の表示

デバイス接続

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TRASASデバイスまたはLSTシリーズとの接続が切断されるとき(例)

確 認 本ソフトウェアとTRASASデバイスの接続が切断された場合はパソコンやタブレット型端末から警告音が鳴る。
(パソコン等がスリープや休止状態の時は鳴らない場合がある)
  • TRASASデバイス及びLSTシリーズの電源をOFFにした
  • TRASASデバイス及びLSTシリーズのオートパワーOFF機能が作動した
オートパワーOFF作動条件
TORQULE
(GNA010-02,GNA080-03,GNA200-04)
無操作状態が15分経過した
TORQULE
(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08)
無操作状態が4時間経過した
タイヤデプスゲージ 無操作状態が4時間経過した
ブレーキパッドゲージ 無操作状態が4時間経過した
メモルク 無操作状態が2分経過した
LSTシリーズ 無操作状態が5分経過した

※上記の時間は工場出荷時のものです。

  • 通信可能範囲を超えた

Bluetooth®等の無線通信可能範囲を超えると、TRASASデバイス及びLSTシリーズとの接続が切断される。

デバイスとの接続が切断
  • デバイスとの接続が切れた場合の表示
  • 切断時の表示

計測器Bluetoothアダプタと接続する

確 認 DKA-101A/102の使用方法は、各機器の取扱説明書を確認する。

DKA-101Aと接続する

1.「TRASAS Admin PRO」を起動する。

TRASAS Admin PROを起動

2.「計測画面」内の「デバイス一覧ボタン」をクリックして「TRASASデバイス一覧」を表示する。

デバイス一覧をクリック

3.「TRASASデバイス一覧」表示後、「DKA-101A」の電源を入れる。

DKA-101Aの電源ボタンを押す

4.「TRASASデバイス一覧」に表示された「DKA-101」を選択する。

DKA-101を選択
確 認 本ソフトウェアでは、DKA-101Aは「DKA-101」と表示する。

5.「接続確認画面」に表示された「はい」をクリックし接続を開始する。

ペアリング確認
確 認 2回目以降の接続時は「接確認画面」が表示されない。
  • 計測器Bluetoothアダプタと接続ができた場合の表示

デバイス一覧

  • 計測器Bluetoothアダプタと接続ができなかった場合の表示

デバイス一覧
確 認 DKA-101Aの場合、1度本ソフトウェアと接続した後は電源を切っても「TRASASデバイス一覧」に表示されたままになる。

DKA-102と接続する

初めて使用するとき

1.「TRASAS Admin PRO」を起動する。

TRASAS Admin PROを起動

2.「計測画面」内の「デバイス一覧ボタン」をクリックして「TRASASデバイス一覧」を表示する。

デバイス一覧を表示

3.「TRASASデバイス一覧表示」後、「DKA-102」の測定ボタンを押しながら電源ボタンを押す。
「電源・状態表示LED」が赤・緑交互に点滅するのを確認する。

電源ボタンと測定ボタンを長押し

4.「TRASASデバイス一覧」に表示された「DKA-102」を選択する。

DKA-102を選択

5.「接続確認画面」に表示された「はい」をクリックし接続を開始する。

ペアリング確認

2回目以降使用するとき

確 認 2回目以降接続時に「初めて使用するとき」の手順で接続を行うと、パソコン側に接続情報が保存されているため接続できない。必ず2回目以降の手順で接続を行う。

1.「TRASAS Admin PRO」を起動する。

TRASAS Admin PROを起動

2.「デバイス一覧」ボタンをクリックしてデバイス一覧を表示する。

デバイス一覧を表示

3.「TRASASデバイス一覧」表示後、DKA-102本体の電源ボタンを押す。

デバイス一覧を表示

4.DKA-102を選択する。

デバイス一覧を表示
  • 計測器Bluetoothアダプタと接続ができた場合の表示

デバイス一覧
  • 計測器Bluetoothアダプタと接続ができなかった場合の表示

デバイス一覧
確 認 2回目以降接続時は「接続確認画面」が表示されない。

他のパソコンやタブレット型端末でDKA101A/102を使用するとき

確 認 他のパソコンやタブレット型端末で使用する場合は、現在使用しているパソコンやタブレット型端末から下記の手順でデバイスの削除を行う。

1.パソコンやタブレット型端末の「スタートボタン」をクリックし「Windowsの設定」を表示する。

測定を実施

2.「Windowsの設定」の「デバイス」をクリックする。

測定を実施

3.「Bluetoothとその他のデバイス」に表示されている「DKA-101/102」を選択し、「デバイスの削除」をクリックする。

測定を実施

本ソフトウェアとTRASASデバイスまたはLSTシリーズを自動で接続する方法

自動接続を有効にする(マイツール登録)

1.「TRASASデバイス一覧」に表示されているTRASASデバイスまたはLSTシリーズをドラッグ&ドロップで「マイツール」に移動させ登録する。
「マイツール」に登録したTRASASデバイスまたはLSTシリーズは接続時に、操作を行わなくても自動で接続作業を開始する。

デバイス一覧
確 認 DKA-101Aは、「マイツール」に登録しても自動接続しない。

自動接続を無効にする

1.「マイツール」に表示されているTRASASデバイスまたはLSTシリーズをドラッグ&ドロップで「TRASASデバイス一覧」に移動させ「マイツール」の登録を解除する。
次回TRASASデバイスまたはLSTシリーズと接続時の自動接続は無効となる。

デバイス一覧

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TRASASデバイスまたはLSTシリーズを使用し測定する

1. 「計測画面」の「デバイス一覧ボタン」をクリックし、「TRASASデバイス一覧」を表示する。

TRASASデバイス一覧を表示

2. 「TRASASデバイス一覧」からTRASASデバイスまたはLSTシリーズを選択する。

TRASASデバイスを選択

3.測定を開始する。
TRASASデバイスで測定を開始すると自動的に測定値が送信される。(TORQULE,デジラチェ[メモルク]接続時)
ブレーキパッドゲージ、タイヤデプスゲージ、計測器Bluetoothアダプタの接続時は、製品本体の送信ボタンを押し測定値を送信する。
LSTシリーズの接続時は、LSTシリーズから送られてきた測定値を表示する。(合格値の結果のみ表示し、リアルタイムの測定値は表示しない)

測定を開始
リアルタイム表示 報知音
合格範囲上限値超過 ブブー!
合格範囲内 ピンポーン!
合格範囲下限値未満 ピッ!ピッ!…
確 認 ・測定値の表示設定が「ピーク値のみ」に設定されている場合、1回の測定中に「測定値表示部」に表示されている測定値を下回っている場合は、「測定値表示部」の測定値表示が変化しない。
・GNA1000-06,GNA1000-08使用時は100N・m未満、GNA2000-08使用時は200N・m未満の測定は測定値を表示しない。 
・選択中以外のTRASASデバイスから測定を行っても、画面表示や音による報知は行わない。

測定値のラップ表示

スリム画面

(1)測定が完了すると「ラップ表示部」に測定値をラップ表示する。

(2)合否判定表示部
合格範囲上限値超過時「Over」、合格範囲内時「〇」、合格範囲下限値未満「Less」、作業方向逆転時「逆回り」を表示する。

(3)測定値表示部
1作業の最大値または測定値を表示する。

(4)測定方向表示部
作業方向の「右回転」「左回転」を表示する。
※LSTシリーズの場合は、設定されているFastenerタイプの略式形を表示する。

(5)規定回数カウント表示部
規定回数カウントを設定時、合格範囲内での測定完了で「作業回数/設定カウント数」を表示する。
作業回数はカウントアップで表示する。

規定回数カウント設定画面

規定回数カウント設定画面

(1)カウント数入力部
「ラップ表示部」で表示する規定回数カウントを入力する。
入力可能範囲は0から999
初期値は0

(2)繰り返しチェックボックス
繰り返し動作のON/OFFボタン。
「繰り返しON」…規定回数の作業完了で、再度カウントを設定した状態に戻る。
「繰り返しOFF」…規定回数の作業完了でカウントを終了する。

(3)キャンセルボタン
変更内容を保存せず、「規定回数カウント設定画面」を閉じる。

(4)適用ボタン
変更内容を保存・適用し、「規定回数カウント設定画画面」を閉じる。
適用した規定回数カウント設定は、アプリケーション起動中のみ有効。

閾値(合格範囲)の設定を変更する

上下限値を使った設定(%連動OFF時)

1. 「計測画面」内の「計測設定タブ」をクリックし、「計測設定画面」を開く。

計測設定画面

2. 閾値(合格範囲)の上限値および下限値を入力する。

合格範囲上限値および下限値の値を入力
確 認 %連動OFF時は目標上限範囲、下限範囲(%)の入力はできない。

3. 「適用ボタン」をクリックし、入力した閾値(合格範囲)を作業指示値へ反映し「計測画面」へ戻る。

適用ボタン

%を使った設定(%連動ON時)

1. 「計測画面」内の「計測設定タブ」をクリックし、「計測設定画面」を開く。

計測設定画面

2. 「%連動切替スイッチ」をONにする。

%連動モード切替スイッチ

3. 目標値および目標値に対する上限値・下限値の範囲(%)を入力する。

目標値を入力
確 認 %連動ON時は上限値、下限値の入力はできない。

4. 「適用ボタン」をクリックし、入力した閾値(合格範囲)を作業指示値へ反映し「計測画面」へ戻る。

適用ボタン

閾値(合格範囲)の設定を登録する

確 認 ・閾値(合格範囲)は1デバイスに対し5メモリー×4モードで最大20個の閾値を登録可能
・以下は%連動ONで説明

1. 「計測設定画面」内の「メモリー設定ボタン」をクリックし、「閾値メモリー設定画面」を開く。

メモリー番号を選択 閾値を入力

2. 閾値(合格範囲)を登録したいメモリー番号を選択し、上限範囲、下限範囲を入力する。

メモリー番号を選択 閾値を入力

3. 「適用ボタン」をクリックし、入力した閾値(合格範囲)を登録し「計測設定画面」へ戻る。

閾値の変更を適用

閾値メモリーモードを変更する

1. 閾値メモリーモードを変更する時は、「閾値メモリーモード変更」ボタンをクリックし、プルダウン形式で表示される「設定A~設定D」のモードを選択する事で閾値メモリーモードを変更する。

閾値メモリーモード変更1

2. 「閾値(合格範囲)の設定を登録する」に記載している手順で各閾値メモリーの閾値を設定する 。

二次元コードを読取り、閾値(合格範囲)の設定を変更する

確 認 (1)二次元コード読取に使用するリーダーはCR(キャリッジリターン)に対応した物を使用すること。
(2)各工具のトルク値の設定範囲や設定可能桁数は、”対応デバイス一覧”の【測定値表示可能最小桁】を参照。
(3)二次元コードの作成には、ソフトウェアパッケージに同封の『二次元コード作成帳票』を使用すること。

二次元コードを読取り、閾値(合格範囲)の設定を変更する

1. 画面内の「二次元コード読取ボタン」を選択し、「二次元コード読取画面」を開く。

二次元コード読取ボタン選択

2. バーコードリーダーを使用し、二次元コードを読み取る。
「キャンセルボタン」を押下すると「二次元コード読取画面」を閉じる。

二次元コード読取画面の表示

3. 閾値(合格範囲)の変更に成功したとき。
二次元コードの読取成功の報知音ともに、作業指示値表示部の値が変更される。

作業指示値表示部の値変更

工具ごとに対応している二次元コード読取の設定項目一覧

二次元コード読取項目一覧

その他の画面の名称・機能

デバイス情報画面

デバイス設定
デバイス設定

(1)ステータス表示部
接続中のTRASASデバイスのアイコンと電池残量を3段階で表示する。(電池残量はTORQULE接続時のみ表示)

(2)計測タブ
「計測画面」を表示する。

(3)計測設定タブ
「計測設定画面」を表示する。

(4)デバイス情報タブ
「デバイス情報画面」を表示する。

(5)メニューボタン
「サイドメニュー画面」を表示する。

(6)デバイス一覧ボタン
TRASASデバイス一覧、マイツールを表示する。

(7)接続デバイス表示部
接続中のデバイスの品番とニックネームを表示する。

(8)ユーザマニュアル表示ボタン
WEBブラウザを起動し、TRASASサポートサイトへアクセスする。インターネット接続が必要。

(9)シリアルNo.表示部(TORQULE接続時のみ)
接続しているTRASAS機器のシリアルNo.を表示する。

(10)プロダクションNo.表示部(TORQULE接続時のみ)
接続しているTRASAS機器のプロダクションNo.を表示する。

(11)MACアドレス表示部
接続しているTRASAS機器のMACアドレスを表示する。

(12)ニックネーム表示部
接続しているTRASAS機器のニックネームを表示する。
ニックネームは任意の文字を入力可能。

(13)MCUファームウェアバージョン表示部(TORQULE接続時のみ)
接続しているTRASAS機器のMCUファームウェアバージョンを表示する。

(14)MCUファームウェアバージョン確認ボタン(TORQULE接続時のみ)
MCUのファームウェアバージョンが最新かどうか確認する。インターネット接続が必要。

(15)BLEファームウェアバージョン表示部(TORQULE接続時のみ)
接続しているTRASAS機器のBLEファームウェアバージョンを表示する。

(16)BLEファームウェアバージョン確認ボタン(TORQULE接続時のみ)
BLEのファームウェアバージョンが最新かどうか確認する。インターネット接続が必要。

(17)測定単位設定部
測定単位を切り替える。(切り替え可能な測定単位は接続するTRASASデバイスにより異なる)

(18)適用ボタン
変更内容を保存・反映し、「計測画面」へ戻る。

(19)規定回数カウント設定ボタン(TORQULE接続時のみ)
「規定回数カウント設定画面」を表示する。

(20)二次元コード読取ボタン(TORQULE接続時のみ)
「二次元コード読取画面」を表示する。

確 認 AO機能(オプション機能)使用中は、デバイス情報画面を開くことができない。

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TRASASデバイスの設定を変更する

測定単位を変更する

1. 「計測画面」内の「デバイス情報タブ」をクリックし、「デバイス情報画面」を開く。

デバイス情報画面

2. 測定単位のプルダウンを開き、任意の単位を選択する。

任意の単位を選択

3. 「適用ボタン」をクリックし、設定を保存する。

適用ボタン
確 認 変更可能な測定単位は各デバイスにより異なる。

ニックネームを変更する

1. 「計測画面」内の「デバイス情報タブ」をクリックし、「デバイス情報画面」を開く。

デバイス情報画面

2. 「ニックネーム表示部」をクリックし、任意のニックネームを入力する。

ニックネームを入力

3. 「適用ボタン」をクリックし、設定を保存する。

適用ボタン

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サイドメニュー画面

サイドメニュー画面

(1)ソフトウェア設定ボタン
ソフトウェア設定画面を開く。

(2)メモルク情報ボタン
メモルク情報画面を開く。(デジラチェ[メモルク]のホストモジュール接続時のみ表示)

(3)出力先を開くボタン
測定値ログデータを保存しているフォルダを開く。

(4)Active Outputボタン(オプション機能
ActiveOutput(オプション機能)のメニューを開く。

(5)ショートカットキー参照ボタン
現在設定されているショートカットキーの一覧を表示する。

(6)ソフトウェア情報ボタン
ソフトウェア情報画面を開く。

(7)終了ボタン
本ソフトウェアを終了する。

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ソフトウェア設定画面

ソフトウェア設定画面
ソフトウェア設定画面

(1)サウンド機能切替スイッチ
本ソフトウェア内のサウンド、報知音のON/OFFを切り替える。

(2)言語設定部
プルダウンでソフトウェア内の使用言語を切り替える。

(3)出力先フォルダ設定部
測定値ログデータの出力先フォルダを変更する。

(4)参照ボタン
エクスプローラーを起動し、測定値ログデータの出力先フォルダを探す。

(5)ログ出力設定ボタン
「ログ出力設定画面」を開く。

(6)測定値設定部(ログ)
測定値ログデータに出力する値を切り替える。
「ピーク値のみ」・・・1回の測定中の最大値を出力
「すべての値」・・・測定中のすべての値を出力

(7)測定値設定部(表示)
「計測画面」に表示する値を切り替える。
「ピーク値のみ」・・・1回の測定中の最大値を表示
「すべての値」・・・測定中のすべての値を表示

(8)PASSモード切替スイッチ
「ON」・・・合格範囲内に入った測定結果のみラップ表示部に表示する。
「OFF」・・・すべての測定結果をラップ表示部に表示する。

(9)ショートカットキー設定ボタン
「ショートカットキー設定画面」を開く。

(10)キャンセルボタン
変更内容を保存せず、「ソフトウェア設定画面」を閉じ「計測画面」を表示する。

(11)適用ボタン
変更内容を保存・適用し、「ソフトウェア設定画面」を閉じ「計測画面」を表示する。

(12)信号灯連携設定ボタン
「信号灯連携設定画面」を開く。

(13)画面表示テーマ切替スイッチ
本ソフトウェア内の画面表示テーマのダーク/ライトを切り替える。
初期値:ダーク
画面テーマの切り替え対象画面:計測画面、AOスリム計測画面、計測設定画面、デバイス情報画面

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ログ出力設定画面

ログ出力設定画面

(1) 設定Lockスイッチ
出力項目の編集可否のON/OFFを切り替える。
「ON」・・・設定変更不可
「OFF」・・・設定変更可能

(2) 出力項目設定部
下記の各項目の出力可否を切り替える。
各項目をドラッグ&ドロップすることで、順番を入れ替えることができる。

(3)キャンセルボタン
変更内容を保存せず、「ログ出力設定画面」を閉じ「ソフトウェア設定画面」へ戻る。

(4)適用ボタン
変更内容を保存・適用し、「ログ出力設定画面」を閉じ「ソフトウェア設定画面」へ戻る。

出力項目 出力内容 出力例 デフォルト設定 その他
(1) Date&Time 測定値の受信時刻 2020/02/19 09:58:40.718 ON -
(2) ScaleValue 測定値 6.8 ON -
(3) ScaleUnit 測定単位 N・m ON -
(4) Model No. TRASASデバイスの品番 GNA010-02 ON -
(5) Serial No. TRASASデバイスのシリアルナンバー 24F510F ON -
(6) Nickname TRASASデバイスのニックネーム トルクル1 ON -
(7) Range 合格範囲に対する測定値の判定結果 1 ON 空欄:測定値が合格範囲下限値よりかなり小さい
1:測定値が合格範囲下限値より小さい
2:測定値が合格範囲下限値よりやや小さい
3:測定値が合格範囲内
4:測定値が合格範囲上限値より大きい
(8) Mode 測定値設定(ログ)の値 1 ON 0:すべての値、1:ピーク値のみ
(9) Direction 作業時の回転方向 Cw , RH OFF GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08,
デジラチェ[メモルク]接続時、回転方向を出力
Cw・・・右回転、Ccw・・・左回転

LSTシリーズ接続時、Fastenerの略式形を出力
(例)RH・・・Right Hand、LH・・・Left Hand、
HWR・・・Hytorc Washer Right、
HWL・・・Hytorc Washer Left、HN・・・Hytorc Nut
(10) PassFail 測定結果の合否判定結果 OK OFF 合格範囲上限値以上・・・「Over」、
合格範囲内・・・「OK」、
合格範囲下限値未満・・・「Less」、
逆回し・・・「Reverse」
(11) Target 閾値(目標値) 6 OFF -
(12) LowerLimit 閾値(合格範囲下限値) 5 OFF -
(13) UpperLimit 閾値(合格範囲上限値) 7 OFF -
(14) OperatingMode 合否判定モード RON , Torque+Angle(*) OFF デジラチェ[メモルク]接続時、合否判定方向を出力

LSTシリーズ接続時、対応トルク内の場合Torque+Angle(*)、
仮締めの場合SNUG+Angle(*)を出力する
※(*)には設定されたAngle値が出力される
確 認 指定したフォルダへの測定値ログの保存に失敗した場合、デフォルト設定のドキュメントフォルダに測定値ログファイルが作成される。

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ショートカットキー設定画面

ショートカットキー設定画面

(1)ショートカットキー設定部
次のそれぞれの動作を実行するためにどのキーを割り当てるか設定できる。
各動作の右側の枠をクリックしたあと、割り当てたいキーを押下する。キー割り当て済みの枠を右クリックすると、割り当て済みのキーを解除する。

(2)デフォルトに戻すボタン
各動作に割り当て済みのキーをデフォルト設定のキーに戻す。

(3)キャンセルボタン
変更内容を保存せず、「ショートカットキー設定画面」を閉じ「ソフトウェア設定画面」へ戻る。

(4)適用ボタン
変更内容を保存・適用し、「ショートカットキー設定画面」を閉じ「ソフトウェア設定画面」へ戻る。

ショートカットキーのデフォルト設定
サイドメニュー展開/畳む Alt+1
デバイス一覧展開/畳む Alt+2
ソフトウェア設定画面表示 Alt+6
フォーカス次移動 Tab
フォーカス前移動 Shift+Tab
ダイアログを閉じる Esc
ソフトウェア終了 Ctrl+Q
[TA/工具管理]機能タブ選択 Alt+T
計測タブ選択 Alt+3
計測設定タブ選択 Alt+4
デバイス情報タブ選択 Alt+5

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信号灯連携設定画面

信号灯連携設定画面
信号灯連携設定画面

(1)信号灯連携切り替えスイッチ
「ON」・・・信号灯と連携する。
「OFF」・・・信号灯と連携しない。
デフォルト設定・・・OFF

(2)IPアドレス入力部
接続する信号灯のIPアドレスを入力する。
デフォルト設定・・・空欄

(3)信号灯モード選択設定部
信号灯モードを選択する。
デフォルト設定・・・トルクレベルバー

(4)ブザー設定切り替えスイッチ
「ON」・・・信号灯のブザーを鳴らす。
「OFF」・・・信号灯のブザーを鳴らさない。
デフォルト設定・・・ON

(5)音声読上げ切り替えスイッチ
「ON」・・・信号灯の音声を読上げる。
「OFF」・・・信号灯の音声を読上げない。
デフォルト設定・・・OFF

(6)キャンセルボタン
変更内容を保存せず、「信号灯連携設定画面」を閉じ「ソフトウェア設定画面」へ戻る。

(7)適用ボタン
変更内容を保存・適用し、「信号灯連携設定画面」を閉じ「ソフトウェア設定画面」へ戻る。

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ソフトウェア情報画面

ソフトウェア情報画面

(1)ソフトウェアバージョン表示部
現在使用している本ソフトウェアのバージョンを表示する。

(2)ヘルプサイトリンク
表示されているURLをクリックすると、WEBブラウザを起動し、TRASASサポートサイトへアクセスする。

(3)ライセンスID表示部
現在この端末で使用しているライセンスIDを表示する。

(4)ライセンス認証解除ボタン
使用しているライセンスに関するデータを削除する。

(5)閉じるボタン
「ソフトウェア情報画面」を閉じる。

確 認 パソコンやタブレット等の端末からライセンスに関する情報を削除したあと、別のパソコンやタブレット等の端末でライセンスIDを使用する場合は、TRASASサポートチームに連絡する。

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信号灯連携機能について 

信号灯連携機能とは

「TRASAS Admin PRO」と信号灯を連携し、信号灯の発光、ブザー音、音声読上げで作業状況や作業結果を作業者に知らせる機能。
連携する信号灯は、パトライト社製の信号灯「NHVシリーズ」のみ。
信号灯連携の対象デバイスはTORQULE,LSTシリーズのみ
※LSTシリーズ使用時は、規定回数カウント発光、目標トルク値読上げ、結果トルク値読上げ、残り作業回数読上げのみ対応する。

信号灯連携機能をお使いになる前に

(1)TRASAS Admin PROがインストールされている端末と信号灯を同一ネットワークで設定する。
 信号灯の通信設定は、IPアドレスを固定に設定する。

(2)信号灯のLEDユニットの順番を上から赤色、緑色、黄色になるように入れ替える。

確 認 信号灯の設定方法に関しては、各製品の取扱説明書を確認する。

信号灯モード選択及びブザー設定の組合せについて

信号灯モード選択

信号灯モード選択

(1)トルクレベルバー
「TRASAS Admin PRO」の計測画面の黄色、緑色、赤色の表示と連動し、信号灯が発光する。
信号灯の発光タイミング、パターンは以下図参照

(2)合否判定
「TRASAS Admin PRO」の計測結果に連動し信号灯が発光する。
信号灯の発光タイミング、パターンは以下図参照

(3)規定回数カウント
「TRASAS Admin PRO」の規定回数カウント設定で設定した回数の作業結果と連動し、信号灯が発光する。
信号灯の発光タイミング、パターンは以下図参照

(4)トルクレベルバー+合否判定
(1),(2)を合わせた機能
信号灯の発光タイミング、パターンは以下図参照

(5)トルクレベルバー+規定回数カウント
(1),(3)を合わせた機能
信号灯の発光タイミング、パターンは以下図参照

(6)なし
信号灯発光を行わない。

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ブザー設定

(1)信号灯モード選択で設定したモードに応じて、信号灯のブザー鳴動を行う。
信号灯のブザー鳴動タイミング、パターンは以下図参照。

信号灯連携機能組合せ表

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読上げ機能について

読上げ機能

読上げ機能 読上げタイミング 読上げ文言
(1) 目標トルク値読上げ 目標トルク設定後、計測画面遷移時
AOスリム画面閾値メモリ変更時
目標トルクNニュートンメートル(単位がN・m)
目標トルクNセンチニュートンメートル(単位がcN・m)
※N=目標トルク値
(2) 結果トルク値読上げ 測定終了時 Nニュートンメートル(単位がN・m)
Nセンチニュートンメートル(単位がcN・m)
※N=測定値
(3) 残り作業回数読上げ 測定終了時 規定回数以下の場合:残りN回
規定回数作業完了時:完了
※N=残り作業数

信号灯モード選択、ブザー設定、読上げの組合せ表

機能組合せ表

信号灯連携設定の「信号灯モード選択」「ブザー設定」「音声読上げ」は以下の図の通りに組合わせる事が可能。

組合せ出来ない場合は、組合せ不可の項目が非活性及びOFF状態に自動で切替わる。

(1)信号灯発光モード選択変更及びブザーON/OFF選択変更時に組合せることができる読上げ機能は以下の図の通り。

信号灯連携組合せ星取表

(2)各読上げ機能のON/OFF選択変更時に組合わせることができる読上げ機能は以下の図の通り。

信号灯連携組合せ星取表

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信号灯との接続失敗時のアラート

信号灯との接続に失敗時は以下のアラート画面を表示する。アラート画面が表示された際には、信号灯とのネットワーク環境を必ず確認する。

信号灯通信失敗アラート

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信号灯連携設定画面の設定保存失敗時のアラート

「信号灯連携設定画面」で設定内容の保存に失敗した時は以下のアラート画面を表示する。

信号灯保存失敗アラート

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AO機能(数値出力機能)について ※オプション機能

AO機能(数値出力機能)とは

「TRASAS Admin PRO」で測定した測定値を任意の帳票等に出力する機能。

確 認 AO機能(数値出力機能)は別途有償追加機能。機能追加に関しては代理店様または販売店様へ確認する。

各画面の名称・機能※オプション

計測画面(AO機能設定時)

スリム画面モード(大画面モード)

(1)ステータス表示部
接続中のTRASASデバイスのアイコンと電池残量を3段階で表示する。(電池残量はTORQULE接続時のみ表示)

(2)計測タブ
「計測画面」を表示する。

(3)計測設定タブ
「計測設定画面」を表示する。

(4)メニューボタン
「サイドメニュー画面」を表示する。

(5)デバイス一覧ボタン
TRASASデバイス一覧、マイツールを表示する。

(6)スリム画面モード表示ボタン(AO機能追加時に表示)
「計測画面」をスリム画面モード表示する。

(7)接続デバイス表示部
接続中のデバイスの品番とニックネームを表示する。
LSTシリーズ接続時は、デバイスの品番とシリアルNo.を表示する。

(8)測定値表示部
測定値を表示する。

(9)測定方向表示部
作業方向の右回転、左回転を測定値受信時に表示する。(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08,デジラチェ[メモルク],
LSTシリーズ接続時のみ表示)

(10)作業指示値表示部
測定作業の目標値、閾値(合格範囲)の値を表示する。(TORQULE,デジラチェ[メモルク]接続時のみ表示)
LSTシリーズ接続時は、測定作業のProfile ID、Torque、Angleの値を表示する。

(11)ラップ(最大トルク値)表示部
ラップ(1作業)内の最大トルク値または測定値を表示する。

(12)規定回数カウント設定ボタン
「規定回数カウント設定画面」を表示する。
(TORQULE,LSTシリーズ接続時のみ表示)

(13)二次元コード読取ボタン
「二次元コード読取画面」を表示する。
(TORQULE,LSTシリーズ接続時のみ表示)

計測画面(スリム画面モード表示時)

スリム画面モード

(1)大画面モード表示ボタン
「スリム表示」を「大画面モード表示」に切り替える。

(2)デバイス一覧ボタン
「TRASASデバイス一覧」を表示する。

(3)ニックネーム表示部
接続中のTRASASデバイスのニックネームを表示する。
LSTシリーズ接続時は、デバイスの品番を表示する。

(4)作業指示値表示部
測定作業の目標値、閾値(合格範囲)の値を表示する。(TORQULE,デジラチェ[メモルク]接続時のみ表示)
LSTシリーズ接続時は、測定作業のProfile ID、Torque、Angleの値を表示する。

(5)測定値表示部
測定値を表示する。

(6)二次元コード読取ボタン
「二次元コード読取画面」を表示する。
(TORQULE,LSTシリーズ接続時のみ表示)

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AO(数値出力)オプションを使用し測定する。

AO(数値出力)を「大画面モード」で使用する

1. 「計測画面」から「サイドメニュー画面」を開き、「Active Output」ボタンをクリックする。

メニュー画面を開き、「Active Output」をクリックする。

2. 「Active Output」切り替えスイッチをクリックし、「AO ON」に切り替える。

「AO OFF」のスイッチをクリックし、「AO ON」に切り替える。

3. 帳票等の出力したい場所を選択し、TRASASデバイスを使用し測定を行う。

帳票等の出力したい場所を選択し、測定を実施する

4. 測定値等の「AO出力設定」で選択した項目が、帳票等の選択した箇所に出力される。

測定値等が選択した箇所に出力される。
確 認 AO機能を使用するときは、キーボードの入力を半角英数にする。
全角入力のまま使用すると、セルの移動が行われない場合がある。

AO(数値出力)を「スリム画面モード」で使用する

1. 「計測画面」から「サイドメニュー画面」を開き、「Active Output」ボタンをクリックする。

メニュー画面を開き、「Active Output」をクリックする。

2. 「Active Output」切り替えスイッチをクリックし、「AO ON」に切り替える。

「AO OFF」のスイッチをクリックし、「AO ON」に切り替える。

3. 「計測画面」の「スリム画面モード表示ボタン」クリックし、「スリム画面モード」に切り替える。

「AO OFF」のスイッチをクリックし、「AO ON」に切り替える。
  • スリム画面モード表示時

デバイス一覧

4.帳票等の出力したい場所を選択し TRASASデバイスを使用し測定を行う。

測定値等が選択した箇所に出力される。

5. 測定値等の「AO出力設定」で選択した項目が、帳票等の選択した箇所に出力される。

測定値等が選択した箇所に出力される。

出力内容を変更する

AO機能(数値出力)のパラメータを変更する

1. 「計測画面」から「サイドメニュー画面」を開き、「Active Output」ボタンをクリックする。

メニュー画面を開き、「Active Output」をクリックする。

2. 「AO Setting」をクリックし、「AOパラメータ設定画面」を表示する。

「AO OFF」のスイッチをクリックし、「AO ON」に切り替える。

AOパラメータ設定画面

スリム画面モード(大画面モード)

(1)AO出力設定ボタン
「AO出力設定画面」を表示する。

(2)上下限値内の測定値だけを出力切り替えスイッチ
「ON」・・・合格範囲内に入った測定結果のみ出力する。
「OFF」・・・すべての測定結果を出力する。

(3)出力順番の区切り方向設定切り替えスイッチ
「横」・・・1回当たりの出力内容を横方向に出力する。
「縦」・・・1回当たりの出力内容を縦方向に出力する。

(4)次の測定値を出力する方向の設定切り替えスイッチ
「横」・・・次の出力内容を横方向に出力する。
「縦」・・・次の出力内容を縦方向に出力する。

(5)スリム表示画面閾値メモリー表示切り替えスイッチ。
スリム画面モード時の「計測画面」に「閾値メモリーボタン」の表示/非表示を切り替える。
「ON」・・・「閾値メモリーボタン」を表示する。
「OFF」・・・「閾値メモリーボタン」を表示しない。

(6)閾値メモリーボタン内表示設定切り替えスイッチ。
スリム画面モード表示時の「計測画面」内に「閾値メモリーボタン」の表示内容を切り替える。
「上下限値」・・・閾値(合格範囲)の上限値、下限値を「閾値メモリーボタン」内に表示する。
「目標値」・・・目標値を「閾値メモリーボタン」内に表示する。
「全て」・・・閾値(合格範囲)の上限値、目標値、下限値のすべてを「閾値メモリーボタン」内に表示する。

(7)キャンセルボタン
変更内容を保存せず、「計測画面」へ戻る。

(8)適用ボタン
変更内容を保存・設定し、「計測画面」へ戻る。

スリム画面モード表示使用時の閾値メモリーボタン表示

スリム画面モード(大画面モード)

AO機能(数値出力)の出力内容を変更する

AO出力設定画面

スリム画面モード(大画面モード)

(1)AO機能出力設定切り替えスイッチ
下記の各項目の出力可否を切り替える。

(2)キャンセルボタン
変更内容を保存せず、「AO出力設定画面」を閉じ「AOパラメータ設定画面」へ戻る。

(3)適用ボタン
変更内容を保存・適用し、「AO出力設定画面」を閉じ「AOパラメータ設定画面」へ戻る。

出力項目 出力内容 出力例 デフォルト設定 その他
(1) 数値出力 測定値 6.8 ON -
(2) 単位 測定単位 N・m ON -
(3) 日時出力 測定値の受信日時 2022/06/01/9:00:00.000 ON -
(4) 工具番号出力 TRASASデバイスのシリアルナンバー 24F510F ON -
(5) ニックネーム出力 TRASASデバイスのニックネーム トルクル1 ON -
(6) 判定出力 測定結果の合否判定結果 OK ON -
(7) 方向出力 作業時の回転方向 Cw , RH OFF GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08,
デジラチェ[メモルク]接続時、回転方向を出力
Cw・・・右回転、Ccw・・・左回転

LSTシリーズ接続時、Fastenerの略式形を出力
(例)RH・・・Right Hand、LH・・・Left Hand、
HWR・・・Hytorc Washer Right、
HWL・・・Hytorc Washer Left、HN・・・Hytorc Nut
(8) 目標値出力 閾値(目標値) 6 OFF -
(9) 下限値出力 閾値(合格範囲下限値) 5 OFF -
(10) 上限値出力 閾値(合格範囲上限値) 7 OFF -
(11) 合否判定モード出力 合否判定モード RON , Torque+Angle(*) OFF デジラチェ[メモルク]接続時、合否判定方向を出力

LSTシリーズ接続時、対応トルク内の場合Torque+Angle(*)、
仮締めの場合SNUG+Angle(*)を出力する
※(*)には設定されたAngle値が出力される

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よくある質問

症状

原因

対策

「TRASAS Admin PRO」
はどこでダウンロードできる

- こちらでダウンロードできます

「TRASAS Admin PRO」
を使用できる端末は

- ・Windows 10 Pro 及び Windows 11 Pro対応のパソコン及び
 タブレット型端末でご使用いただけます
・iOS、Android端末では使用できません
※上記動作環境であっても他アプリケーションや
 ドライバーソフトウェア、各種Windowsパソコンの設定
 及びパーツの組み合わせなどの違いによっては、
 正常に動作しない可能性がある

ダウンロードページ
接続できない

・インターネットに接続していない ・インターネットに接続し使用する

「TRASAS Admin PRO」
がダウンロードできない

・TRASAS Admin PROダウンロードページの
 「使用許諾契約書」に同意していない
・「使用許諾契約書」に同意する
・ID、パスワードを入力していない ・ID、パスワードを入力する
・入力したID、パスワードが間違えている ・正しいID、パスワードを入力する
※ソフトウェアのバージョンアップにより、
 ユーザID、パスワードが変更となっている場合があります。
 最新のユーザID、パスワードが分からない場合は、
 お問い合わせください。
・インターネットに接続していない ・インターネットに接続し使用する

「TRASAS Admin PRO」
がインストールできない

・ダウンロードしたzipファイルを
 解凍せず使用している
・ダウンロードしたzipファイルを解凍して使用する
・「証明書」をインストールしていない ・「証明書」をインストールして「TRASAS Admin PRO」を
 インストールする

「TRASAS Admin PRO」
が起動できない

・ライセンスIDを入力していない ・ライセンスIDを入力する

ライセンスが承認されない

・入力したライセンスIDが間違えている ・正しいライセンスIDを入力する
・入力する枠を間違えている ・※桁、※桁、※桁、※桁、と正しい入力枠にライセンスIDを入力する

「TRASASデバイス一覧」
にTRASASデバイスが
表示されない

・TRASASデバイスの電源が入っていない ・TRASASデバイスの電源を入れ使用する
・通信可能範囲を超えている ・通信可能範囲でTRASASデバイスの電源を入れ使用する
・TRASASデバイスが
 ペアリングモードになっていない
・ペアリングモードをONにする。
 詳細については、各TRASASデバイスの取扱説明書を確認する
・TRASASデバイスと
 パソコン/タブレット型端末の間に遮へい物がある
・遮へい物を取り除き接続する
・通信環境が悪い ・付近で電波環境を悪化させる設備がないか確認する
・TRASASデバイスが別の端末と接続している ・他の端末との接続を切り、使用する端末と接続する
・パソコン/タブレット型端末のBluetoothR機能を
 ONにしていない
・パソコン/タブレット型端末のBluetoothR機能をONにして使用する

測定値が表示されない

・トルクルGNA1000-06,GNA1000-08を使用時の
 測定値が100N・m未満
・GNA1000-06,GNA1000-08を使用時は測定値が100N・m以上から表示
・トルクルGNA2000-08を使用時の
 測定値が200N・m未満
・GNA2000-08を使用時は測定値が200N・m以上から表示

ログ出力ができない

・出力先のCSVファイルを開いている ・出力先のCSVファイルを閉じて使用する

計測器Bluetoothアダプタ
(DKA-101A/102)の電源を入れてもデバイス一覧に表示されない

・パソコン/タブレット型端末に
 接続履歴が残っている
・次の要領で接続してください
1. パソコン等の端末で
 「スタート」→「設定」→「デバイス」をクリックする
2. 「マウス、キーボード、ペン」または
 「その他のデバイス」の中に計測器Bluetoothアダプタ
 (DKA-101A/102)がある場合、選択して
 「デバイスの削除」をクリックする
3. TRASAS Admin PROを起動する
4. 「TRASASデバイス一覧」画面を開く
5. 計測器Bluetoothアダプタ(DKA-101A/102)本体の
 測定ボタンを押しながら電源ボタンを押し、
 電源・状態表示LEDが赤・緑交互に点滅するのを確認する
6. デバイス一覧画面にDKA-101/102が表示されたらクリックする
7. ペアリング確認画面が表示されたら「はい」をクリックする

計測器Bluetoothアダプタ
(DKA-101A)の電源を入れていないのに「TRASASデバイス一覧」に表示される

・計測器Bluetoothアダプタ(DKA-101A)
 一度接続を行うと常時デバイス一覧に表示される
・端末のペアリング情報を削除すると
 「TRASASデバイス一覧」で表示されない
※次回接続時に再度「TRASAS Admin PRO」と接続作業が必要になる

TRASASデバイス
が接続できない

・「TRASASデバイス一覧」で表示した
 機器名をタップしていない
・「TRASASデバイス一覧」で表示した機器名をタップし接続する
・ホストモジュールが接続されていない
 (デジラチェ[メモルク]のみ)
・ホストモジュールを接続して使用する

「計測設定タブ」
をタップできない

・計測設定のないTRASASデバイスを使用している ・「計測設定タブ」は
 トルクル(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08)
 または、デジラチェ[メモルク]接続時にタップ可能

「測定方向表示部」
が表示されない

・測定方向のあるTRASASデバイスを使用していない ・測定方向はトルクル(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08)
 または、デジラチェ[メモルク]接続時に表示
・測定していない ・測定を行う

「作業指示表示部」
が表示されない

・作業指示のあるTRASASデバイスを使用していない ・「作業指示表示部」はトルクル、デジラチェ[メモルク]接続時に表示

「デバイス情報タブ」
が表示されない

・AO(数値出力)機能がONになっている
※AO(数値出力)機能は有償オプション機能です
・AO(数値出力)機能をOFFにする

計測器Bluetoothアダプタ
(DKA-101A/102)の
測定ボタンを押しても、
計測器の値が受信できない

・計測器Bluetoothアダプタ(DKA-101A/102)の
 設定を間違えている
・計測器Bluetoothアダプタ(DKA-101A/102)を正しく設定する

測定値の表示がおかしい

・表示単位が間違えている(cN・mになっている) ・表示単位を正しく合わせる
・計測器Bluetoothアダプタ(DKA-101A/102)から
 送信している数値の桁数が間違えている
・「TRASAS Admin PRO」の表示可能最大桁数は7桁。
 計測器Bluetoothアダプタ(DKA-101A/102)から送信する桁数を、
 7桁を超えないように設定する

測定値が表示されない

・トルクルGNA1000-06,GNA1000-08を使用時の
 測定値が100N・m未満
・GNA1000-06,GNA1000-08を使用時は測定値が100N・m以上から表示
・トルクルGNA2000-08を使用時の測定値が
 200N・m未満
・GNA2000-08を使用時は測定値が200N・m以上から表示
・選択しているTRASASデバイス以外で
 測定を行っている
・選択しているTRASASデバイスで測定を行う

測定値が変化しない

・測定値設定部(表示)が
 「ピーク値のみ」になっている
・測定値設定部(表示)が「ピーク値のみ」の場合は、
 1回の測定中に「測定値表示部」に表示されている測定値を
 下回っている場合は、「測定値表示部」の表示が変化しない。
※「測定値の「ピーク値」以外を表示する場合は
 測定値設定部(表示)を「すべての値」へ切替える

電池残量が表示されない

・トルクル以外のTRASAS機器を接続している ・電池残量表示はトルクル接続時のみ表示

「計測設定画面」
が表示されない

・計測設定のないTRASASデバイスを接続している ・「計測設定タブ」は
 トルクル(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08)、
デジラチェ[メモルク]、またはLSTシリーズ使用時に表示可能

目標値が入力できない

・「%連動」がOFFになっている ・「%連動」がONにして使用する

目標値上限範囲(%)、
目標値下限範囲(%)
が入力できない

・「%連動」がOFFになっている ・「%連動」がONにして使用する

上限値、下限値
が入力できない

・「%連動」がONになっている ・「%連動」がOFFにして使用する

合否判定モード
「ON」「OFF」
が表示されない

・合否判定モードのないTRASASデバイスを
 接続している
・「合否判定モード」は
 トルクル(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08)、
 または、デジラチェ[メモルク]接続時に表示

「測定単位」
の切替えができない

・「測定単位」の切替えができない
 TRASASデバイスを接続している
・ブレーキパッドゲージ、タイヤデプスゲージは「mm」のみ
 トルクル(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08)は「N・m」のみ
 LSTシリーズは「N・m」のみ

表記が英語表記になる

・ソフトウェアの「言語(Language)」が
 英語になっている
・ソフトウェアの「言語(Language)」を切替える

ログ出力時
「作業時の回転方向」
「測定結果の合否判定」
「閾値(目標値)」
「閾値(目標範囲下限値)」
「閾値(目標範囲上限値)」
「合否判定モード」
が出力できない

・「作業時の回転方向」
 「測定結果の合否判定」
 「閾値(目標値)」
 「閾値(目標範囲下限値)」
 「閾値(目標範囲上限値)」
 「合否判定モード」
 がOFFになっている
・「作業時の回転方向」
 「測定結果の合否判定」
 「閾値(目標値)」
 「閾値(目標範囲下限値)」
 「閾値(目標範囲上限値)」
 「合否判定モード」
 は初期設定ではOFFのためONへ切替える

ログ出力時
「作業時の回転方向」
「合否判定モード」
が出力できない

・「作業時の回転方向」「合否判定モード」がない
 TRASASデバイスを使用している
・「作業時の回転方向」「合否判定モード」は
 デジラチェ[メモルク]、またはLSTシリーズ使用時に出力可能

ログ出力項目内容の
「ON」「OFF」
の切替えが出来ない

・「設定Lockスイッチ」がONになっている ・「設定Lockスイッチ」をOFFにして使用する

AO機能が使用できない

・AO(数値出力)機能(オプション)を
 追加していない
・AO(数値出力)機能(オプション)を
 追加する
・AO(数値出力)機能がONになっていない ・AO(数値出力)機能をONにする

AO機能(数値出力)
ができない

・出力する帳票をタップしていない ・出力する帳票をタップし使用する

合格値のみ出力される

・AOパラメーター設定内の
 「上下限値内の測定値だけを出力」が
 「ON」になっている
・AOパラメーター設定内の
 「上下限値内の測定値だけを出力」を
 「OFF」にして使用する

スリム画面表示時のボタンに「上下限値」が表示されない

・AOパラメーター設定内の
 「スリム表示画面閾値メモリー表示」が
 「OFF」になっている
・AOパラメーター設定内の
 「スリム表示画面閾値メモリー表示」を
 「ON」にして使用する
・AOパラメーター設定内の
 「閾値メモリーボタン内表示設定」が
 「目標値」になっている
・AOパラメーター設定内の
 「閾値メモリーボタン内表示設定」を
 切替え使用する

AO(数値出力)時
「作業時の回転方向」
「測定結果の合否判定」
「閾値(目標値)」
「閾値(目標範囲下限値)」
「閾値(目標範囲上限値)」
「合否判定モード」
が出力できない

・「作業時の回転方向」
 「測定結果の合否判定」
 「閾値(目標値)」
 「閾値(目標範囲下限値)」
 「閾値(目標範囲上限値)」
 「合否判定モード」
 がOFFになっている
・「作業時の回転方向」
 「測定結果の合否判定」
 「閾値(目標値)」
 「閾値(目標範囲下限値)」
 「閾値(目標範囲上限値)」
 「合否判定モード」
 は初期設定ではOFFのためONへ切替える

ログ出力時
「作業時の回転方向」
「合否判定モード」
が出力できない

・「作業時の回転方向」「合否判定モード」がない
 TRASASデバイスを使用している
・「作業時の回転方向」「合否判定モード」は
 トルクル(GNA1000-06,GNA1000-08,GNA2000-08)、
 デジラチェ[メモルク]、またはLSTシリーズ使用時に出力可能

LSTシリーズ使用時
「TRASASデバイス一覧画面」に表示されない

・LSTシリーズのBluetooth設定が有効になっていない。 ・LSTシリーズのBluetooth設定を”Classic”または”Low Energy”
 に設定する。

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お客様窓口

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  • 著作権は、京都機械工具株式会社が保有しています。
  • KTCとKTCロゴ、TRASASおよびTRASASロゴは、京都機械工具株式会社の登録商標または商標です。
  • Bluetooth®ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG,Inc.が所有する商標であり、京都機械工具株式会社はこれら商標を使用する許可を受けています。
  • Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  • 計測器Bluetoothアダプタは、株式会社ディジ・テックの特許取得商品です。
  • PATLITE、パトライトは、株式会社パトライトの登録商標です。
  • その他の会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

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