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使い方とアフターサービス

トルクレンチの使い方

トルクレンチの使い方

トルクレンチの使い方

トルクは回転の中心軸から力をかける点(力点)までの距離(有効長)と、かける力の大きさで決まります。回転軸から力点までの距離が変わると正確なトルク測定はできないので、トルクレンチを使用する際は、トルクレンチの力点(通常はグリップの中央)に力をかけながら回さなければいけません。

プレセット型トルクレンチは、首元の角度が変わり、カチっという音と手に伝わる感触で作業者に設定トルクに達したことを知らせますが、カチっとなった瞬間に力をかけるのをやめないと、設定トルク以上のトルクがかかってしまいます。また、同じボルトを何度もカチカチと締め付けてもオーバートルクとなります。締め付けに失敗した場合は、一度ボルトを緩めてから、再度作業し直します。

クローフットレンチ使用時のトルク設定について

クローフットタイプのレンチを使用すると、回転軸から力点までの距離が変わるため、トルクレンチの測定値=実際のトルク値となりません。目標トルク値で締め付けるには、トルクレンチの入力値を目標トルク値から変更する必要があります。

例(有効長150mmのトルクレンチで10N・mで対象物を締め付ける場合)
A(有効長):150mm
B(口径部からドライブ中心までの距離):30mm
必要なトルク値:10N・m
トルク換算式:150÷(150+30)×10≒8.3
トルクレンチを8.3N・mに設定すると10N・mで締め付けられます。

※寸法図にあるB寸法の数値(30mm)はトルクレンチの中心軸延長線上にクローフットレンチの中心軸があるときのものです。右図のようにクローフットレンチの中心軸がトルクレンチの中心軸延長線上にない場合は、B寸法を実測して換算式にあてはめてください。

デジラチェの使用方法

プレセット型トルクレンチ使用方法

ダイヤル型トルクレンチ使用方法

デジラチェの使用方法

プレセット型トルクレンチ使用方法

ダイヤル型トルクレンチ使用方法

末永く愛用する

トルクレンチは計測機器です。測定精度を維持するために、取り扱いは通常の工具以上に注意する必要があります。
異常が認められた場合は、必ず点検・修理を行ってください。

保管方法&使用上の注意点

測定範囲の最低値で保管する

プレセット型トルクレンチは、内部のスプリングのへたりを最小限におさえるため、保管時の設定トルク値は測定範囲の最低値にセットしましょう。

高温・多湿・ほこりは避ける

使用前には異常がないか点検しましょう。使用後は付属の専用樹脂ケースに入れ、高温・多湿やほこりの多い場所は避けて保管してください。

年1回以上の精度確認を

トルクレンチは使用に伴い、測定精度に狂いが生じる可能性があります。定期的(年1回以上を推奨)に精度確認(校正及び必要に応じて調整)をしましょう。

精度確認・修理・アフターサービス

点検・修理

精度確認(校正および必要に応じて調整)、不具合個所の修理を実施し、修理内容と検査成績が記載された「分解修理票」を発行します。

校正証明書

校正証明書の発行

精度確認(校正および必要に応じて調整)、不具合個所の修理を実施し「校正証明書」を発行します

※校正証明書……「校正証明書」と「トレーサビリティ体系図」の2枚からなり、精度・性能を公的に証明する書類です。

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私たちがお届けする製品を安心してお使いいただくために、KTC独自のサービスシステム、KTC Quality Service System による、安心・信頼のサポートをご提供いたします。

アフターサービス

KTCでは販売した製品の修理・メンテナンスについて、「部品供給サービス」「修理サービス」「校正サービス」の各種サービスを提供しております。