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【なるほど!工具ノート その27:工具の軽さの秘密(3)】

なるほど!工具ノート 2017/02/23

元記事(2017年2月23日投稿)

みなさん、こんにちは。前々回、前回に引き続き、今回のテーマも「工具の軽さの秘密」です。工具の軽さの秘密にせまるべく、材料に着目し、プラハードケースとメタルケース、似た形状で材料の異なる2種類のケースを現物で比較することにしました。重量はメタルケースは6kg、プラハードケースは4kgです。ところが……メタルケースを持ち上げると、確かにメタルケースの方が重いけど、数字の差ほど違いを感じなかったのです。どうしてだろう……

そんな中で、さらに疑問が浮かんできました。「同じ製品で比較するといえば、ネプロスのラチェットハンドルってKTCブランドのラチェットハンドルよりも重いよなあ。ネプロスはKTCのトップブランドのはずなのに、どうして重いんだろう。」「軽くて、強くて、使いよい工具を創る」というコンセプトに沿っていないことに疑問を感じた私は、改めてラチェットハンドルを使い比べてみることにしました。普通に持ち上げてみると、実際のスペック通り、KTCブランドのラチェットハンドルの方が少しだけ軽いです。ところが、実際に使い比べてみると感覚に違いがありました。ソケットを装着して、実際にねじを回してみると、ただ持ち上げたときよりも重く感じず、むしろ使いやすかったのです。「なるほど! 実際のスペックとしての重量と、体感する時の軽さって違うんだ!」その発見を早速上司に話にいきました。

一連の流れを説明すると、上司は笑いながら言いました。
「どうして工具に軽さが求められているのだと思う?」
「工具が軽いと、作業者の手が疲れにくいし、なにより作業性が良くなるからです。」
「お客さんが使いやすい『いい工具』を創る。それが軽い工具をつくる目的。」
「なるほど! ネプロスは汎用品よりは重いけど、ただ軽ければいいというわけではなくて、その分スリムなヘッド、握りやすいグリップ、そしてギア数を多くすることで、使い手に重さを感じさせない快適な作業性を提供しているのですね。」
「その通り、メタルケースをさほど重く感じなかったのも、グリップの形状とアルミダイキャストの質感のお陰なんだよ。でもね、やっぱりスペックとしての『軽さ』もとても大切な要素。『軽さがすべてではない。でも、すべての中の大事な一つ。』どんなに便利な機能を追加しても、重ければ作業性は損なわれてしまうからね。『軽くて、強くて、使いよい工具を創る』ことは創業当時からKTCの不変の課題なんだよ。」

「なるほど、『軽さ』『強さ』その上に成り立つ『使いよさ』そんな工具を目指して日々研究が重ねられているんですね。もしかすると、私の日々の気づきが未来の工具の開発に活かされるかも?!」工具と向き合う背筋が伸びたような気がしました。引き続き頑張っていこうと思います!

▼ネプロス 9.5sq.ラチェットハンドル
http://bit.ly/ktc1635

▼工具ノートが本になりました!
「なるほど! 工具ノート ~ねじを回す工具編~ 」
http://ktcos.jp/products/yg-109.html

▼なるほど! 工具ノートのページはこちら
http://ktc.jp/naruhodo

170223

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